昭和天皇が御用邸で庭をご覧になっていたときのことです。傍らの侍従に「これは何という草か?」とお尋ねになられました。侍従が「陛下、これは雑草でございます。」とお答えすると、「この世の中に、雑草という草はないはずだ。」とお答えになられたというエピソードが残っています。

同じことが、私たちの果たす「用」についても言えると思います。この世の中に「雑用」という用はありません。私たちが、用を雑にしたとき、雑用が生まれます。

私たちの毎日は、何てことのない作業の繰り返しなのかもしれません。しかし、その毎日に、どんな彩りを加えていくか、そのことで、何かが変わっていくのかもしれません。その何かとは・・・。それは、きっと、最終的には『自分自身が変わる』ということだと思います。そんな『生き方』や『感性』がもてる人になりたいものです。

最後に相田みつをさんの書の中に次のような言葉を見つけました。『幸せは、いつも自分の心が決める』 忘れたくない言葉ですね。

あ、そうそう、今日、日向・東臼杵・延岡・西臼杵地区中学駅伝競走大会が開催されました。(結果はホームページや速報室をご覧ください!) その帰る際、駐車場で西階中学校の男子生徒に声をかけられました。「先生、今日はブログをあげますか?」「いつも楽しみに見ています!」と・・・。まさに幸せな生徒とのやり取りでした。