栄養会もトレーニングの場になる!
どんな競技でも、どんなチームでもありますよね?「栄養会」と言う名の食事会。みなさんのチームの栄養会ってどんな会ですか。。。気になるところです。我がチームでも、つい先日、保護者会が栄養会を企画してくださり行われました。
そうですね~。前任の大淀中、いやその前の大宮中時代に確立した流れかもしれません。企画は保護者の会ですが、その会(栄養会)の中身(進行)を途中から私が預かります。子ども達のスピーチタイムを織り交ぜて進めていきます。栄養会あるあるの流し方としては、どこかのタイミングから、子ども達が目標や抱負を述べていく感じですかね。でも、そうすると、結構間延びしていきます。。。
そこで、私なりの進め方としては3部制、時には4部制でスピーチタイムを設けていきます。食べるものがなくなったり、お腹いっぱいになって食べることに飽きてしまった子ども達は、ややもすると外に出ていって遊んだりが始まります。ということで、そうならないように早い段階でスピーチを入れていきます。そうですね3~4人でしょうか。まず1部は私の意図的指名が多いですかね(その時その時の会合で色んな展開をイメージします)。どのようにその日の会合をもっていくかを見通して、じゃあ1部の締めを○○くん(さん)のように指名して1部が終わります。しばしご歓談ください…。
このような繰り返しで2部、3部…。と進んでいくのですが、結構メリハリがあってよいですよ。歓談(ワイワイワヤワヤ)からの集中モード…。シーンとならせるのには、主将や副主将の声かけだったりします。私の、そろそろ次いくぞ~の合図を察し、声かけをします。「静かにして~」シ~ン…。まさにチーム力が試されますね。
2部、3部では、挙手制を盛り込んだりします。時には…、ほんと時にはですが、じゃあ子ども達頑張っているんで、、、”保護者の方でしゃべりたい人~”みたいにふります。油断したでしょ~みたいな感じですね。でも、、、そこで「はい~っ!」みたいに挙手してくださる方がいるわけです。いい雰囲気が生まれます。このようにして、チームができあがっていきます。
こんな感じで会合を進めていき、ある程度の時間になったたら、保護者会に進行をお返しすると言ったところです。学校は変われど、このような栄養会を確立していますが、、、どの学校で実施しても同じような空気感が作れるものだな~と実感している今日この頃です。あっ、どうです。スピーチのネタは、お題を与えたり、フリートークでいったり、その時々でそれぞれですね。
楽しく食べて、語って、遊んで、何となくに全員が話をしてで終わらせるのではなく、子ども達に必要な力をつけてあげる貴重なトレーニングの場にもなりうると思っているところです。栄養会って…。このように会を行うことを繰り返していくと、、、「当てられなくてくやしかった」とか「後輩に負けていて情けないと思った」「チームメイトの考えていることを共有できて充実した時間になった」等のコメントが翌日の日誌から見られるようになりますよ。
実は今回、先日の会は会場が広すぎて、いつものスピーチどうかな~と迷っていて、、、。でも後半、とある保護者が「先生、今日はやらないのですか?」のひと言をくださりスイッチオンでした。実際、この時間(スピーチタイム)を楽しみにしていた部員がいたことを翌日の日誌から知るわけですが、やっぱりルーティーンは崩すべきではないと改めて思ったところです。
栄養会って、チームの結束力が高まる感じがしていいですよね…。各学校(チーム)の役員の皆様、ありがとうございます!【三股中:田原】