最近、学校で気になることが・・・、給食のことです。もちろん学級によって差はありますが、残食があまりにも多い・・・。悲しくなりますね。

以前、「食育」に関する研修の中で、こんなお話がありました。「食べたいと言って買ったパンですが、半分食べたところで、『おいしくない』と言って捨ててしまった。それを見て、あなたは何と言いますか?」という内容です。迷うことなく、「もったいない!」と私だったら言いますが・・・。ところで、もったいないとは?国語辞典には、「粗末に扱われて惜しい、有効に生かされず残念だ」と書いてあります。

さて、「もったいない」・・・、この言葉を使ってきた私たちの感覚としては、「ものを大切にする」ということ以上の心がこめられているような気がします。それは感謝の心ではないでしょうか。今日、パンを食べられることに感謝するのです。でも、そのパンを半分捨ててしまう・・・、申し訳ないと感じる。これが「もったいない」ではないでしょうか。

「もったいない」、これからも大切にしたい言葉です。