7月29日の練習会の前々日、田原専門委員長から「加納中のグラウンドが・・・」と連絡が入ります。「とても練習ができるグラウンド状況ではない。どうしましょうか?」と。そこで、専門部の先生方が出した結論が下記の写真です。(練習会前日の午前中、専門部会議前に炎天下の中で実施)

誰一人、マイナス的な発言をすることもなく、「生徒のために頑張ろう!」と黙々と作業をする先生方でした。そして、感謝しなければならないことがもう一つ。会場校の教頭先生をはじめ、職員の方々が一緒にお手伝いをしていただきました。

様々な方々に支えられて開催された練習会でした。

気温よりも熱い皆さんの熱気を感じたわくわく練習会。私は短距離ブロックを担当しました。短距離ブロックでは、正しい姿勢の作り方や基礎基本の足の動き、ハードルドリル、SDなどを行いました。実は、簡単な動きでも、徹底して意識することで体がいつもより前に進みます。そのことに気づき、楽しみながら練習をする皆さんの表情がとても印象的でした。練習を進める中で、「学びの特等席を取ろう」という話をしましたが、覚えていますか?例えば、普段の練習や合同練習会で先生方が見本を見せてくださる時、細かい部分まで近くで見て学べるのは前3列ぐらいまでです。ハードルドリルなどで代表の生徒の見本を見る時、姿勢から足の動きまで、すべての動きを確認できるのはハードルの横のスペースです。この「学びの特等席」は席数が限られています。その席を取るには、席の取り合いに負けない速いスタートダッシュが必要です。そのスタートダッシュが速くなるには「学びたい!速くなりたい!」というエネルギーが必要です。そのエネルギーを皆さんから感じました。来年は九州大会、全国大会に行きたい!ベストを出したい!そのエネルギーがわくわく練習会を熱くし、「学びの特等席」を取り合う生き生きとした姿になっていたと思います。私も大きなエネルギーをもらいました。普段の練習でも「学びの特等席」を確保して、自己ベストを更新し、陸上競技を楽しんでください!次の練習会でも一緒に陸上競技を楽しみましょう!待ってます!【久峰中:佐藤】