『“運は自分で拓くもの” “運は自分が呼び込むもの” つまり、運は天が定めたものではなく 自力で動かすものなのです。』 (「やなせたかし明日をひらく言葉」PHP研究所編)

現在放映中のNHK朝ドラ「あんぱん」には、「アンパンマン」の作者のやなせたかしさんの言葉がたくさん出てきます。そこで、手元にあった本を久しぶりにめくってみました。

『運をつかむには、自分のやりたいことをずっと継続してやめないことだ。「継続は力なり」という。同時に「継続は運」なのだ。』ともあります。

陸上競技の大会は、雨の日も風の日も行われます。「雨が…風が…」と言いたくなることもありますが、今できることは、上位大会への標準記録突破の運を呼び込み、つかむために、こつこつと努力して運を動かすことです。 【宮崎西中:大坪】

先日、出した計算の値と、その計算の意味は分かりましたか?

ちなみに、計算の値は、① 1.0177=約2.15 ② 0.9977=約0.46 ③ 1.01102=約2.76 ④ 0.99102=約0.36です。

計算の意味は、気付いた人もいるかもしれませんが、6日時点での県大会までの日数(77日)と、全中までの日数(102日)です。

たった1%の努力を心がけるだけで、夏までに今の自分と比べて約2〜3倍の自分になれるのです。では、これを2%や3%の努力にしたら?自分の可能性にワクワクしてきますね!もう一度言います。どんな自分になりたいか、しっかりと明確にその姿をイメージすること。そして、そのために今日できることを1日+1%でいいので実践し続けていくことです。【高鍋東中:友重】

大丈夫とは思いますが、県中学総体に出場するためにはどうしたらよいか?みなさん回答できますか?ここでは、クラブチームからの参加ではなく、従来通り学校から参加するみなさんへの確認になります。

やがて県中学ジュニアが行われますし、4月以降記録会等々競技会が行われています。しかし、これらの競技会で出した記録は、県中学総体の参加標準記録とは何ら関係ありませんので注意ください。

2年前から標準記録も設定し、地区順位で入れない選手でもそれ相応の競技レベルがあれば県中学総体参加へ出場できる制度を設けました。この標準記録は、それぞれの地区大会での結果ということになります。

とにかく地区順位にしっかりと入り、県大会出場を決めること。この点はこれまで通りですので間違わないようにしてください。ただし、、、の話です。地区順位に入れなくても、参加標準記録に達していれば、県大会に出場することができる(それも学校では2人まで)。

そうは言っても、地区予選ではまず順位!これを間違わないようにしてください。

変な話ですが、1、2年生については、現時点で県中学秋季の出場権を得ている人がいると思います。県中学秋季については、全て標準記録になるからです。そういう意味では、各地区の秋季大会は、最後の記録突破会という位置づけになりますね。【専門委員長:田原】

今年度、高鍋東中に転勤してきました友重といいます。よろしくお願いします。ちなみに、担当している教科は『数学』です。そこで、今日はちょっと計算にまつわる話をしたいと思います。

問題です。① 1.01365=? ② 0.99365=? それぞれ、どんな値になると思いますか?正解は、1.01365は約37.8、0.99365は約0.03となります。この計算が、どういう意味をもっているか読み取れますか?

今日の自分が1だとします。1を何回かけても答えは1なので、そのままの自分のままで1年間過ごしたら、来年の今日の自分も1です。ところが、昨日の自分より今日の自分は1%成長していくことを心がけて努力するとします。そうすると、今日の自分は1ではなく1.01となり、それを1年間積み重ねていくと、37.8倍の自分となっているのです。逆に、今日はこれぐらいでいいやとサボり続けていくと、1年後には今の自分の100分の3の自分となってしまうのです。

たかが0.01の差だ、所詮計算上の話だと思うかもしれませんが、私はこの0.01の積み上げをしっかりイメージ化して日々過ごすかが、成長していく大きなカギだと思っています。ぜひ、どんな自分になりたいか、しっかりとその姿をイメージして、そのために今日できることを1日+1%でいいので実践し続けていってください。

では、最後に、もう4問。① 1.0177=? ② 0.9977=? ③ 1.01102=? ④ 0.99102=?さて、どんな値になりますか?そして、これらの計算は、何を意味しているでしょうか?【高鍋東中:友重】

「どうしてライオンはいつもだらっとしているの?」と息子が小さいときに聞かれたことがあります。確かに動物園で見るライオンはたいていだらっとして寝ています。ずいぶん怠けものの生き物なのかなと思ってしまうのですが、そこは百獣の王とも呼ばれる肉食動物です。いざ獲物を捕るときは最大の力で襲いかかります。その瞬発力にはすさまじいものがあります。もちろんいつでも狩りが成功するわけではないのですが、狩りが成功し、獲物を得、満腹になるまで食べた後は、起きているのか寝ているのかわからないような姿でだらっとしています。そんなときは、近くを獲物が通っても襲いかかることはないのだそうです。

しかし、その一見無駄に見える休養が、瞬発力を生む源なのだと思います。その期間に力を蓄えているとみることもできます。もしかしたら、満腹時にじっと獲物の生態を観察しているのかも知れません。

いざという時に、最大限の力を発揮するためには、こうした待ちの期間そのものが必要なのかもしれません。人間はあせっていろいろと突っ走ってしまいがちですが、やろうとしていることが大切であればあるほど、じっと耐えて周到な準備をしなければなりません。

さて、ゴールデンウィークもいよいよ終わりに近づいてきましたが、今週は3日登校した後、そしてまた連休・・・。そんなときこそ、力を蓄え、いろいろな準備をする時間にしなければなりません。でも休み中、「自分はライオン型人生をまねて寝ることにする」なんて言い訳をしてはいけませんよ!

気が付けばいつの間にか5月に・・・。校庭の木々の緑も、少しずつ濃くなっています。1年生の制服姿もすっかり板につき、部活動も先輩方にまじって、真剣にランニングや基礎トレーニングをしたりと、各部の活動が始まっています。いよいよ部活動も本格的になってきますが、自分で決めた部活動です。しっかりと取り組んでほしいものです。

ところで、「風薫る5月」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

語源は漢語の「薫風」を訓読みして和語化したものだそうです。 最初は花の香りを運んでくる春の風を指すこと が多かったようですが、だんだん青葉若葉を吹きわたる爽やかな初夏の風の意味に変化してきたそうです。 そよぐ風に若々しい緑の香がします。 夏に向う今がちょうど一番気持ちの良い季節です。

とはいうものの、この5月の夏日(25℃以上の日)が10年前の2倍というデータもあります。1年生は特に、入学して一ヶ月間の緊張による疲れがどっと出やすいときでもあります。「疲れたかな」と感じたらあまり無理をしないで早めに休息をとりましょう。

宮崎陸上競技協会は「宮崎陸協記録室(mobile)」、県中体連陸上競技専門部は「MzcLive」、延岡市陸上競技協会は「GGN速報室」と記録速報室が用意されています。ライバルの記録が気になるみなさんは、ぜひ有効活用してくださいね。

そこでみなさんにお知らせです。宮崎市陸上競技協会にも新たに速報室が完成しました。ぜひご覧ください。宮崎市陸上競技協会速報室はこちらから

みなさんの周りには、陰口や悪口をわざわざ伝えてくる人はいませんか?子ども達のいじめの原因や、人間関係のトラブルは大概がこれです。しかも今は、SNS等の普及もあり、簡単に悪循環に拍車がかかってしまいます…。

ところで、陰口をわざわざ伝えてくる人の心理とは?

 一、自分の嫌いな人を一緒に嫌いになってもらいたい

 一、陰口を伝えた時の相手の反応が知りたい

 一、嫌なところを相手の言葉を使って伝えてくる

 一、優越感に浸りたい

 一、他人の人間関係を悪化させたい

あ~そうそう。そんなふうに頷きながら今読んでいる人もいるのではないかと思います。こんな伝書鳩のような働きをする人がいるのも事実です…。

本当にその人のことを友達と思っていたり、大切に思っていたりする人にはわざわざ告げ口をしようなんて思わないはずです…。伝えることによるメリットってありますか?ないですよね…。

我がチームでは、大人社会を例に話をします。例えば、職員室で田原先生が松濱先生の悪口を溝口先生に話したとします。悪口というか愚痴でもなんでもいいのですが…。

それを聞いた溝口先生が、わざわざ松濱先生のところに行って、田原先生が先生のことをなんか悪く言ってましたよ~なんて伝える働きをする。

他にも同様の動きをする先生が何人かいる。そんな職場になったらぐちゃぐちゃ、もはや崩壊…。職場は成り立ちません。大人は、言っていいことと悪いことをしっかり判断します。だからいちいち伝えません。聞き流したり、聞いても自分の中でためていたり…。

これがなかなかできません。もし、本当に友達のことを思うなら悪口を言っている人に、「私の友達の〇〇さんのこと!そんな風に言わないで」って言い返せばよいですよね。

みなさんの所属するチーム、学級、学年等々…。全ては人間関係です。我が成長のために自分自身を見つめ直してみましょう。無駄なエネルギーを費やすのではなく、目標達成、実現のために充実した生活を送っていきたいですね。【三股中:田原】

私の趣味である、劇団四季ミュージカルのライオンキングのフレーズ、ハクナ・マタタと読みます。スワヒリ語で、「どうにかなるさ」「くよくよするな」という意味があるそうです。

日々色々なことが起こる学校生活。何か起こったときに、「どうにかなる」「くよくよしない」と考えるためには、日頃の自分の頑張りや経験が必要です。4月も明日で終わり。落ち着いて生活するととともに、毎日コツコツと経験を積んでほしい・・・。

「どうにかなる!」と自分を信じ、「くよくよしない!」と自分に言い聞かせ、明日も1日頑張りたいですね。【沖水中:森山】

この週末、暑かったですね。でも、じっとしていると「そよかぜ」が心地よく感じることも・・・。

そんな「そよかぜ」のように、子どもたちにとって心地よく、リラックスできる環境をつくりたいと現在奮闘中!穏やかで、気持ちの良い人間関係を築ける人へと成長する1年になってもらいたいと思います。

中学校生活は、色々なことが起こるもの。乗りこえる度に人間的な成長を期待したいものです。【加久藤中:上別府】