台風が過ぎ去り、学校の敷地内は荒れてしまっていたため、来週から生徒たちを気持ちよく迎えるべく、朝から職員で学校の清掃活動を行いました。掃除はやっぱりいいものです。綺麗になっていくグラウンドや玄関、校舎。気分もどんどん晴れていきました。話は逸れますが、人を出迎える場所は特に綺麗にしておいたほうが良く、入り口が綺麗だとその後も無意識に良いところを探し、反対に汚いとさらに汚点を探してしまうのだそうです。玄関はいつでも綺麗にしていたいですね。

勤務を終え、学校からの帰宅途中、見覚えのあるフォームで走っている男子生徒が目に入りました。小林中の陸上部の生徒さんでした。きっと明日に向けての調整をしているところだったのでしょう。今日一日、安全な時間帯を伺っていたのかもしれません。台風でなかなか思うように調整ができなかったかもしれませんが、今やれることを考え、走る姿にさすがだなと感心しました。陸上競技は個人競技だからこそ、このように自分で考えて自己管理をする力が大事だと思います。その時その時に、やるべきことを見極めて取り組むことができる選手は強くなります。

明日の大会結果も、自分は自己管理ができているか、の一つの指標となります。大会が無事に開催されることに感謝し、精一杯頑張ってくださいね。【加久藤中:上別府】

今回の台風は935hPaで非常に強いといわれていますが、流石に雨風が強く本物ですね!子どものころに台風がきて休校になるとものすごく嬉しかった記憶があります。しかし、教員になっていろいろと考え方が変わってきました。地域の安全は大丈夫か?農家の人たちの作物は大丈夫か?

昨日も学校の看板が一つ外れたり、地域の方が学校に避難していました。先日の地震もそうですが、やっぱり人間の力では自然に勝てません。起きない、来ないことが1番です。

子どもの頃の自分は、結局自分の事しか考えてなかったと思います。臨時休業になっている学校もたくさんあると思います。この時間を使っていろんなことを考えてみてください。みなさんの安全を願っています。【大淀中:河野】

こんな思いをもう何回してきたのでしょうね。毎年毎年同じ思いをしています。今年もあっという間の夏でした。諫早での九州大会に始まり、福井での全中まで終わってしまいました。夏が終わりました。何だか切ない気持ちになります。

さて、今年の福井全中は厳しい戦いになりました。昨年は、7人しか標準記録を突破することができなかったのですが、神がかった活躍でした(ここ風の色でもだいぶ前に紹介)。7人のうち3人入賞、しかも全員メダル獲得ですからとんでもないことです。算出はしていませんが、恐らく全国1位のメダル獲得(3位入賞)達成率だったと思います。人数で言うと、今年は昨年の2倍の14名が標準記録を突破して、全国大会へ挑みました。

九州大会の時も話題にしましたが、やはり自己ベストの更新。これがキーワードになります。今回は、参加選手(チーム)それぞれが苦戦をしました。なかなか自己ベストを更新するレースができませんでした。しかし、これが全国大会です。難しいのです。あの場を経験した人にしか分からない難しさです。今回は、なかなか思うような結果が残せなかったかもしれませんが、全員が立派なレースをしてくれたと思っています。そして、この経験を糧に、また宮崎県をリードする頑張りを見せて欲しいと期待しています。何と言っても、2027年宮崎国スポの中心世代ですからね。

そんな苦戦が続いた中での、小林中田中くん(2年生)の活躍は心打たれるものがありました。来年は、沖縄の地で入賞!優勝!を目標に、また一回りも二回りも成長してもらい、近いうちに県中学校記録の更新も期待したいものです。

福井全中は、宮崎県だけでなく、九州ブロックが苦戦をしました。唯一チーム鹿児島が気を吐いた感じです。都会県、福岡ですら寂しい結果に終わっています。とは言いながら、本大会の参加者は2000人超え。実質、過去最高人数となったようです。令和9年の全中からは、種目の見直し等規模縮小を視野に、少し在り方が変わっていく形で進んでいるのですが…。とりあえず、7年、8年が残されています。なかなか宮崎県事情を考えると苦しい、大変苦しいのですが…。ひとまず次年度に向けて標準記録が、軒並みあがる方向で動きがありそうです(ほぼ全種目)。今まで以上に強化に工夫を凝らしていかないといけないな~。大変なことになるな~。そんな事を考えながら福井から帰ってきました。

全中男子100m決勝   ②全中女子100m決勝

24日(土)は、2週間ぶりに自チームの練習でグラウンドに立ちました。全中帰りで、色んな思いや土産話をもって部員の前に立ったのでしたが、なかなかのスタート・・・。ひと言でいうと「意識が低い!」です。よって、自分のイメージしたスタートとはほど遠いものとなりました(もっと楽しく話をしたかった…)。まだまだ私と部員とには想いに”温度差がある”ということですね。「全中なんて関係ない~」こんな空気感がひしひしと伝わってきました。もちろん、全員がそうだったわけではない、それは分かっています。しかし、チームとしはまだまだと思います。同時にこの状況は、県全体にも当てはまる空気感なのかもしれません…。人口の少ない宮崎県、人が少ないので当然競技人口も少ない宮崎県。そんな宮崎県の選手が都会県の選手と戦うためには、勝負するためには…。

来年の沖縄全中、その次の山口全中に向けて、また色んな策を練っていきたいと思います。週末にはU16宮崎大会があります。本年度から三重県開催になりますが、全国大会を視野に入れている人達は、しっかりと調整してください。この台風10号でそれどころではないですがね…。関東に向かっていくとかいう当初の予報はどこへやらです。ぎゅ~と進路を変えて、そしてあがってくるという、台風の王道コースへと乗っかっています。無事に大会が開催できるといいな~、そんな思いの方が強くなっていたりもします。みんなで開催の無事を祈りましょう。

そして1、2年生は、新チームでの戦いが始まります。県中学秋季大会の結果が、合宿や選抜練習会へと繋がっていきます。目標を明確にもちつつ、また次年度のチーム宮崎を盛り上げていけるように一緒に頑張っていきましょう!それこそ、先日は三股中でもMTを行いました。同じ話を聞く、同じ時間を共有しても、その翌日、それ以降の行動には、必ず差が生まれます。これは学年など関係ありません。覚悟を決めて、「やる!」と前進していく人は必ずいて、こういった人達が結果を出していくのだろうとも思います。県内どの学校も臨時休業ですよね?時間が生まれたことと思います。目標の再設定、前半シーズンの振り返り、記録分析等々…。時間を有効活用できるといいですね。【専門委員長:田原(三股)】

九州よりもレベルが高いことがわかっていたので周りに流されずに自分の走りができるように頑張りました。応援としても県が一体となってすることができました。結果は満足のいくものではなかったのでこれからの大会には1番いい時の感覚で走れるようにしたいです。中体連としては最後だけど、県大会や延岡市の大会があるので高校に繋げる走りができるようにしたいです。ありがとうございました。

県のトップの人たちやレースに出る人の交流ができて、意識の高さに改めて驚いた。こういう人たちが標準記録を突破して、全中で活躍していくんだなと思った。アップやコールの時の集中や、立ち振る舞いを見て、競技面だけでなく、自分はまだまだ改めるところがあると感じた。2年生のうちに全中に出場、会場を経験できたので来年は出場で終わらずに戦えるように頑張りたいと思った。

普段あんまり会わない他校の先生やちがう種目の人たちと沢山しゃべれてとても楽しかったし宮崎が1つになって全中を乗り越えることが出来ました!大会当日になるといままで感じたことの無い緊張とワクワク感がとてもありました。最初の種目であり最初の組だったけど緊張に負けずにパフォーマンスが出来ました。いいタイムは出せなかったけどこのことは一生の思い出になりました。全中で感じたことを今後の陸上生活で活かせるよう頑張りたいです。

今大会の競技場は、宮崎県の競技場と少し似ていたのもあり、普段の大会と同じような緊張感でレースに臨むことができました。また、朝の本会場でのアップと競技前のサブトラックでのアップを行えるなど、充実した練習になりました。アップ中に足の関節を痛めた際テーピングをしていただいた方、練習に付き添っていただいた顧問の先生など、いろいろな方の協力があって自分が100%の力で走ることができていることを改めて実感しました。

私は、全国大会に初めて出場しました。全中に参加するチームは私達よりバトンパスも上手でした。ここまで来たからにはこのチームで走るのは最後と思いバトンを必ず渡すと心に決め、皆んなで楽しく走りきればいいと思いながら自分のレーンに入りました。とても緊張しましたが全中で走る事はいい経験になりました。まだ2年生ということもあり、あと1年あるので来年も全中に参加できるように日々の練習をしっかりと取り組みたいです。チーム宮崎の先生方、顧問の先生、本当にありがとうございました。応援をしてくれた保護者にも感謝したいと思います。

全国大会では九州大会の経験を踏まえ、走り心地を確認してから練習をすることができました。全国大会は予選が夕方にあり、いつもは午前中にだいたい終わるので、緊張感が長く疲れた部分もありました。そして、他県の生徒が自分より背も高く、体格も良くみんな速そうに見えました。アップ会場では専門部の先生にも練習を見ていただきアドバイスをもらえて嬉しかったです。それから他県の練習も少しみれたので勉強になりました。結果は納得いくタイムではなかったけれど、参加できたことは良い思い出になりました。全国大会の経験をこれからも生かして、今後の大会でも焦らず挑めるようにしていきたいと思います。九州、全国大会と暑い中、宮崎県の先生の方々、準備やたくさんのサポートをしていただき、本当にありがとうございました。

全国大会となると会場の雰囲気がとてもすごく雰囲気に負けそうになりました。大会では硬くなりすぎて自分の走りができませんでした。全国で活躍する選手になりたいと思った大会でした。

初めての全国大会だったのでワクワクと緊張がありました。残念ながら予選落ちしてしまったが全国の舞台で走れた事、他の速い選手の動きを見る事が誇らしくとても勉強になりました。自分の種目の決勝を見てる時、自分もここで走りたかった。と悔しい気持ちが込み上げてきました。この悔しさをバネにこれからの大会を精一杯頑張ります。

周りのレベルが高くまだ宮崎県は全国との差が大きいと感じました。その分成長できると思います!

今回の全中で自分は共通の800に出場しました。周りには速い選手ばかりで県とは違うレース展開になり、自分の今の力が分かりました。今回の反省を持ち帰りしっかり来年に繋げて行きたいです!

福井全中に参加して思ったことは、周りにいる選手達の迫力がすごくとても押しつぶされそうになりました。またサブトラックでのアップなどを見ると一つ一つの行動が他の人と比べてとてもすごかったです。そして競技面では自分の実力は全国に通用しなくてとても悔しかったです。この悔しさをバネに今後の大会でさらに自分の自己ベストを更新できるように頑張っていこうと思います。

中1の頃から目指していた全中という舞台に立てて嬉しかったです。私はリレーで出場しました。全国に集まる人達はすごい人ばかりで驚きました。リレーは2日目だったので、1日目と3日目は応援にまわりました。どの県よりも早く応援をすることができ、また私たちの学校が一番人数が多かったのでみんなを引っ張っていける大きな声で応援をすることができました。先生たちからも「応援聞こえた」「ありがとう」と言われた時は嬉しかったです。リレーでは、決勝に残れずチーム新も出せなかったけど今持ってる力を出せたと思いました。招集所での礼儀や挨拶もできたので良かったです。最初で最後の全中だったけど、最高に楽しかったしいい経験になりました。

自分にとって初めての全国の舞台で、緊張というより、ワクワクがすごくて、アップ中など周りを見たら、ほんとに中学生なのか!とか驚きがたくさんあって、楽しかったし、自分の競技では、決勝に残れたかもしれないのに、接触もあるかもしれないけど、気持ちで負けてしまって、全国の厳しさを感じれて、これからの陸上人生に繋がるいい経験をする事が出来て良かったです!

福井全中女子走幅跳、高知の岡林さんは5m34で19位。彼女は1年生で200m、2年生で100mの全中チャンピオン、異なる種目での全中3連覇という偉業を目指した逸材でした。

ラスト3本目。助走地点に立ち、何度も胸を叩いて自らを鼓舞し、勢いある助走から思い切り踏み切りましたが、記録は4m75。1、2本目の5m34がこの日の最高記録となり、上位8人が進出する4本目以降に進むことができませんでした。自己ベストの5m90に届かず、「自分のベストを出し切れなくてすごく悔しい」と振り返っています。

今年4月から始めた走幅跳、主に練習場所として活動する高校の先生から走幅跳の楽しさを教わり、新しいことに挑戦したいと思ったそうです。4か月を経て立った全国の舞台、悔しさから試合後は涙を流し、「練習が足りなかったのかなと、練習の大切さを学びました」とも言っています。高校進学後は、100m、走幅跳、200mも全部頑張りたいと挑んできた3種目すべてに意欲を燃やしています。

チャレンジすること、陸上の楽しさ、練習の大切さ・・・、私たちにも見習うべきことがたくさんありませんか?

福井全中男子走幅跳、北海道の藤原くんは6m93で4位。話によれば、屋外の砂場が使えるのは4~10月の約7か月。残り5か月は積雪などのため外で練習ができないそうです。踏切動作や基本的な動きを徹底的に鍛え、室内練習場も活用して力を付けてきたとのこと。6月の通信陸上大会で6m76、当時の自己ベストを更新したものの、以降は跳び方に悩みます。土壇場で考えたのは「自分を信じる」こと、3年間の想いが結実した1本になったと言っています。

暖かい気候に恵まれた宮崎の地で、年間を通して練習ができることが私たちには当たり前になっています。毎日のように練習ができることを感謝しつつ、自分を信じるためにも毎日の練習を大切にしなければならないことは言うまでもありませんね。

8月17~20日に福井全中が開催されました。開催地は福井県営陸上競技場(9.98スタスタジアム)でした。なぜ、「9.98」なのか・・・はこのブログを読んでいる皆さんならもちろん分かると思います。この競技場は、2017年9月9日、桐生祥秀選手(当時東洋大学4年生)が日本人初の9秒台で走ったメモリアルな競技場なのです。

今回の全中は、チーム宮崎としては悔しい結果に終わってしまったのではないでしょうか。小林中学校、田中優哉くんが予選で自己ベストを出し、TR(トライアルレース)3着という結果でしたが、ほとんどの選手が自己ベストを更新できずに目標を達成することはできませんでした。私たちスタッフも、サポートをしていく中で九州大会と全国大会のレベルの差を感じたところです。ただ、「自己ベストが出ていれば・・・」「あと0.1秒あれば・・・」という選手がいたのも事実です。

「東京五輪における自己ベスト達成率と入賞者の特徴」について分析をした論文によると、次のようなことが示されています。「多くの種目でPB達成率は98%であった。」つまり、東京五輪での入賞者の98%の選手は自己ベストを更新しているということです。大会においてはまず自己ベストを更新することが大切。更新すればなにかしらの結果が自ずとついてくるということですね。そうは言っても、全国大会で自己ベストを更新するということは簡単なことではありません。これまで一生懸命練習してきたからこそ緊張もしますし、不安になることもあると思います。今回、自分の力を出し切れなかった選手は、「何かが足りなかった」のかもしれません。その「何か」と向き合って、これからの人生に生かしてほしいと思います。

3年生の皆さんは、陸上もありますが、中学卒業後の進路に向けて力を尽くしてほしいと思っています。中学校の指導者としては、高校でも陸上を続けてくれると非常に嬉しいです。2年生、1年生の皆さん来年は九州大会「鹿児島」全国大会「沖縄」です。来年の自分の姿をイメージして頑張ってほしいと思います。

最後に、これまで選手の応援・サポートをしてくださった保護者の皆様、選手の指導にあたられた先生方、そして全力で試合に臨んだ選手の皆さん本当にお疲れ様でした。次は秋シーズンの戦いが始まります!宮崎県の陸上界を更に盛り上げていきましょう!【男子監督:矢野(串間中)】

全中で宮崎県選手団が頑張っている中、日曜日にとても嬉しいニュースが流れていました。陸上アンテナの高いみなさんは、もう知っていることと思います。宮崎県選手の水久保漱至選手が、富士北麓ワールドトライアルで日本歴代5位タイの20秒14で優勝し、来年9月に東京で行われる世界選手権の参加標準記録(20秒16)を突破したというニュースです。また、同大会で清山ちさと選手が100mHで優勝しました。水久保選手、清山選手は、今年度行われる佐賀国体でも宮崎県選手として出場します!

この夏、高校生、成年と様々な年代で多くの宮崎県選手が全国で躍動しています。しかしその全員が、みなさんと同じ中学生という過程を経て今の結果を残しています。つまり、自分の今できることをコツコツ頑張ることが、その先での結果に繋がっていきます。ターゲットエイジのみなさん。宮崎国スポで活躍する選手へと飛躍していくためにも「今」の練習に精一杯取り組みましょう。【生目中:北林】

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