今週末、ほとんどの県内の中学校で卒業式を迎えます。少し早いですが、中学3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。卒業式の時期と言えば「桜」をイメージする人も多いかと思います。最近、桜が咲き始めている光景をよく見かけるようになりました。

ところで、皆さんは桜が花が開花する条件を知っていますか?桜の花は春が来ただけで咲くことはありません。桜の開花のためには、①冬の寒さ、そして、②春の暖かさが必要になります。桜は夏頃に花芽と呼ばれる花のもとになるものを作ると、秋頃は休眠に入ります。そして冬の寒い気温が桜の木を目覚めさせ、春の暖かさとともに開花をしていく植物なのです。

まさしく、人と同じだとは思いませんか?陸上に例えるならば、冬の厳しい鍛錬期を乗り越え、大会で花を咲かせる、というイメージでしょうか。やっぱり、何かを成し遂げるには我慢の時期やコツコツと何かに取り組む時期が必要なのです。来週からシーズンインをするチームもあると思います。今シーズン、自分が思い描いている花を咲かせる準備はできていますか?【串間中:矢野】

みなさん、ポケポケってやったことありますか?簡単に言うと、ポケモンカードの携帯ゲームです。ポケモンには進化の段階があり、どれだけ強いポケモンのカードが手元にあっても、進化前のポケモンがなければバトルでは使えません。たとえば、「リザードン」を持っていても、「ヒトカゲ」と「リザード」がいなければ進化できないのです。

これは、陸上競技の成長にも似ています。どれだけ「県大会で入賞したい!」「自己ベストを更新したい!」と強く願っても、そのための基礎がなければ、本番で力を発揮することはできません。いきなり「強いポケモン(=高いレベルの自分)」になろうとしても、その土台となる「進化前の自分」が育っていなければ、実力を発揮できないということです。逆に、今しっかりと準備をしておけば、いざという時に自分を進化させ、大会で結果を出すことができます。

みなさんは、「進化前のポケモン(自分)」、しっかり育てていますか?コツコツと積み重ねることで、確実に次のステージへ進化できます。 来シーズンの自分を信じて、今日の練習も大切にしましょう!【生目中:北林】

今日は寒かったですね。いったいどうなっているのでしょうか、最近の天候は・・・。

寒い日があるかと思えば、暖かな日差しの心地よい日が続く今頃の気候を「三寒四温」と言います。寒さが3日続けば、その後は暖かい日が4日間ぐらい続くという意味です。

私たちの毎日もこれとよく似ていませんか?いやなことがあれば、その後にはいいことが待っていると・・・。

三寒四温を繰り返しているうちに、春がやってきます。卒業や進級という学校生活の区切りを迎える季節でもありますね。今年度もあと何日ですか?一日一日を大切に過ごしたいものです。

調べましたか?日本一の石段を!

熊本県美里町が全国に誇る日本一の石段は、釈迦院に続く表参道「御坂」に建設され、全国10ヶ所の名石のほか、外国7ヶ国の御影石などが使われています。

標高240メートル地点から上り始め、860メートルで終着を迎え、その数はなんと3333段!

大淀中のみなさんに石段を上った感想をぜひ聞きたいものです。

みなさんも訪れてみてはどうですか?

3月1日は毎年恒例の日本一の石段(3333段)上りにいってきました。(まだ3回目ですが・・・)

朝6時に出発して9時過ぎに到着。9時30分から15時まで上ります。昼食、休憩は各自で設定します。身体と精神を鍛えるにはもってこいの練習です!

大淀中のノルマは4本以上!怪我人、投てきブロック、顧問は2本。という設定で行いました。ほとんどが4本達成!なかには5本行った生徒もいました。(7名)

目的は練習ですが、すれ違う人への挨拶、時折り綺麗になってる階段(横に竹ぼうきがあって誰が掃除している)、きつすぎてなんでこんなことしてるんだろうと自問自答。練習以外にも多くのことを学べる1日となりました。

みなさんも何本いけるか挑戦してみてください。日本一の石段と検索すればでてきます。ちなみに月曜日はほとんどの人が筋肉痛で、校舎の3階まで上がって降りることが苦痛でしかなかったようです。【大淀中:河野】

早いものでもう3月になりました。今の学級や今の学年で過ごすのもあと少しです。皆さんは残りの1ヶ月をどう過ごしたいですか?

「時は金なり」ということわざを知っていますか?時間はお金と同じように貴重なものだから、決して無駄にしてはいけないという意味が込められています。仲間と一緒に笑って過ごすのも、喜びを分かち合うのも、ケンカをして過ごすのもどれも同じ”時間”です。時間は巻き戻せないので、後悔しないためにも時間を大切に過ごしてみてください。【門川中:吉原】

先日の続きになります。村上さんの話です。中2になって4月末に納戸記念(久留米)という大会に出場しました。その当時、長崎桜馬場中と合宿を行うなどの交流をしていたこともあり、県外試合に一緒に参戦するという流れで取り組んでいました。

その大会で、12秒61の大会新記録で優勝してしまいました。冬を順調に消化できましたし、動きに力強さとキレが出てきていたので楽しみにはしていました。直前の練習日誌に私はこう記しました。「条件(風)がよければ6台までいけるかもしれない」まさに、好条件だったのです。私の記憶では追い風1.9だったような。よって出ましたよね。一気に勝負できるステージに乗っかったという感じです。

ただ、、。この時、このようにも伝えました。「今シーズンはいっても4台までだと思う。だから決して調子に乗ってはいけない。」結果、中2のシーズンベストはJO(横浜)で出すことになる12秒42でした。このJOは全国4位入賞を果たしたのですが、夏の全中では…。リレーの準決勝で痛恨の早出をしてしまい(2走)、チームは決勝進出を逃します。先輩達に申し訳ないことをした…。かなり落ち込んでいたのを思い出します。

新チームになり、チームの主将へ。さらに厳しい環境に身を置き、中3でのリベンジに向けてスタートしました。あとになり、副顧問の先生から聞かされることになるのですが、彼女は練習メニューを常にスカートのポケットに折りたたんで(当時は、週単位で練習メニューを出していました)、暇を見つけては何度も何度も見て、その日の練習をどのように回そうか…。どんな指示を出そうか考えていたそうです。

どんなに厳しい指導にも耐え、決して人前では涙を見せなかった彼女です。しかし、これものちに聞かされることになるのですが、プールの死角(野球場の奥。大宮中が分かる人には分かると思います。)で泣いていたそうです。よっぽど苦しい時は。戦っていたのですね…。競技レベルも上げないといけない、チームのエースとして、いや宮崎県のエースとして。同時にチームをまとめあげないといけないという主将としての大役をどう果たすか…。

最終的に100mの自己ベストは12秒12までいきます。これは九州大会3位になった時に出した記録です(昔にしては、なかなかのハイレベルですよね。)全中は100m7位。そして、リレーは前年のリベンジを見事果たします。チームの大黒柱として3走を務め爆走、トップでバトンを渡します。結果、2位に終わりますが銀メダルに大きく貢献しました。

大会後MRTに取り上げられたのですが、最後にそのTVで彼女が語ったインタビューを紹介して終わりにします。「先生や宮崎で待っている人を喜ばせる気持ちで走った」「長距離とかリレーメンバーでない人も同じ気持ちで戦ってくれたから結果が出せたと思う」「リレーで結果を出すために個人の走力を上げていくと考えていたので、個人の県記録も嬉しいがリレーで結果を残せたのが一番嬉しい」

主将という誰よりも苦労するポジションできつい思いをしながら、人として一回りも二回りも成長を遂げた結果、個人の結果も残せた典型かなあと私は当時思ったことを思い出します。そうですね、、、学校生活では学級委員長こそしていませんでしたが、誰よりも気が利くスーパー給食委員長として活躍していましたね。中1デビュー戦15秒36が中3で12秒12までいきました。みなさんも可能性を信じて努力してみましょう。【三股中:田原】

カレンダーを見ますか?3月5日に「啓蟄」と書いてありますが、読むことができますか?

「けいちつ」と読みます。「啓」は「ひらく」、「蟄」は「虫がかくれひそむ」という意味で、冬ごもりの虫がはい出てくる日とされています。

小動物の中には、冬になって食糧難になり気温が下がると、自分の体温が維持できなくなるものがいます。そこで、秋の間に餌を食べて栄養をつけ、冬にはほら穴や巨木の空洞になった幹など、気温変化の少ないところにひそんだまま、動かずに春を待ちます。いわゆる冬眠ですね。

さぁ、いよいよ3月、みなさんにとっても目覚めのときですね!

江本さんは、たくさんの結晶に出会ったなかでひときわ印象的だったのは、「愛・感謝」という言葉によって水がつくった結晶だと言っています。そして、「愛」よりも「感謝」の波動の方が水に強い影響を及ぼすとも言っています。

人間の体は70%が水だと言われます。江本さん流に考えれば、「ありがとう」と感謝されると、凍らせた水には美しい結晶ができるわけですから、体の中の水にはよい変化が起こり、心が明るく穏やかになるのではないでしょうか。逆に、劣悪な言葉をかけられると、体の中で水が動揺し、心は不必要に波立つのではないでしょうか。

「ありがとう」という言葉には、人の心を和ませる魔力があります。「ありがとう」を生活のなかに充満させたいものです。「ありがとう」と声をかけられた人も、また、「ありがとう」と声をかけた人も、共にきらめく目と輝く笑顔で美しい人生が歩めるのではないでしょうか。

「ありがとう」・・・、大切にしたい言葉だと思いませんか?チーム内でもつねに「ありがとう」という言葉が自然と出てくる、そんなチームでありたいですね。

水を凍らせると結晶ができます。不思議なことですが、水に「ありがとう」と声をかけたときには、美しい結晶ができます。一方で、「ばかやろう」のように汚い言葉を浴びせると、水はそれに傷ついたように結晶ができなかったり、バラバラに崩れたりします。

声ばかりではなく、「ありがとう」「ばかやろう」と書いた紙を水に見せたときも同じだそうです。水は、言葉のもつ固有の波動を感知して、美しく端整な結晶やバラバラに崩れた結晶をつくると考えられています。

水に音楽を聴かせると、なかでもクラシックの名曲などでは、例外なく整った結晶ができるそうです。ベートーヴェンの「運命」のような激しい曲でも、実に繊細な美しい結晶になるのだそうです。音楽の波動が水に影響を与えるのです。

以上は、水の結晶の研究をしている江本勝さんの説です。(明日へ続く)