2学期が始まり2~3週間が経ちます。そろそろお疲れでしょうか。「つかれた」「つまらない」「だるい」と言って、本当につまらなさそうに意欲なく学校生活を送っている人がいます。

「どうしてそんなにつまらないの?」と聞くと、「だって、○○が△△なんだもん」と、答えが返ってくる・・・。
こんなお話も・・・、
「授業がつまらない!」
「どうして?」
「だって、その科目は嫌いだし、担当の□□先生も好きじゃない。話も面白くないし・・・。」
このように、つまらない原因を他に求め、次々と他人のせいにする人はいませんか?

「あの人がいるから嫌だ」、「これは面白くないから嫌だ」という話を耳にすることがあります。これは、そのモノから逃げれば、よくなるのかというと、そうではありません。再び、「この人も嫌だ」、「こっちも面白くない」となってしまいます。

すべては、自分の心の中に問題があると思います。3連休で明日からの授業が・・・、と思っているあなた!自分が変われば、すべてが変わる!!さぁ、今週も勉強に部活動に頑張りましょう。

「走姿顕心(そうしけんしん)」 皆さんはこの言葉を聞いたことがありますか?

「走る姿に、その人の魂が表れる」という意味です。この言葉は、小林高校駅伝部の監督として、4度の全国制覇を成し遂げた外山方圀(とやままさくに)先生が造られた言葉です。外山先生は、34年前の東京世界陸上でマラソン金メダルを獲得した谷口浩美さんの指導者でもあり、当時全国高校駅伝で小林高校が最多優勝回数7回を達成し、「駅伝小林」の黄金時代を築いた宮崎県を代表する指導者です。外山先生は2017年に亡くなられていますが、今もなお、宮崎県はもちろん全国的にも有名な指導者です。私がこの言葉に出会ったのは高校時代でした。恩師の横山先生から教えていただき、練習に対する姿勢や生活面等を改善しようと取り組んだきっかけになった言葉でした。

さて、皆さんの練習に対する姿勢や態度はどうでしょうか?「記録を伸ばしたい」と思っている人は、一生懸命に練習するでしょう。「適当でいいや」と思っている人は、練習に身が入らないでしょう。そういった姿はチームメイトも気づくはずです。どんな気持ちで、どんな姿勢で練習をするのが良いかは、もう言われなくても分かるはずです。

秋になり、いよいよ駅伝シーズンが近づいてきました。本校もようやくメンバー選考が終わり、男女ともに駅伝チームが組める状況になりました。寮のことや地区駅伝の会場まで移動で2時間もかかることなど、前途多難で四苦八苦しています。そんな時に、「走姿顕心」という言葉を思い出し、駅伝シーズンも近づいてきたことですので、皆さんにこの言葉を紹介しました。まずは、県大会出場を目指して頑張ります!【椎葉中:溝口】

ブログを見ている方へまずは優先して・・・

こちらからどうぞ。

なお、トップ画面上部にある「参加チームリスト」→「チーム名」をクリックすると、各個人(チーム)の種目ごとに組・レーンを確認することができます。


R9年度から全中が大きくかわっていくことは決まっていたのですが、その方針がついに明るみに出てきました。みなさんがニュース等で目にした通りです。規模縮小が言われていますので、いかに大会規模を小さくしていくか、人を減らしていくのか、そのあたりでずっと議論されてきました。

種目の精選等については、2年くらい前から方向性を聞いてはいましたが、この夏沖縄の会議で聞いて一番の衝撃だったのがリレーの廃止という話題でした。やはり、そこに落ち着いたかという感じでしたが…。

ただです、今世の中に出ている情報は全て決定事項ではない。今後の方針が掲載、報道されているだけだということをお知りおきください。日本中体連や日本陸連、スポーツ庁、文部科学省の協議決定会議はこれからのようです。現段階では、あくまで方針であるということを今日はお伝えしておこうと思いました。

ところで、九州大会、全中が終わると同時に夏休みも終わりバタバタと学校がスタートする中で、なかなかまとめができていませんでした。U16大会がありましたので、監督会や保護者代表者会では少しお話できましたが…。

今年も九州大会では、まぁそれなりにチーム宮崎も勝負ができたのかなと思っています。入賞者もそれなりに出ましたし、男子は大淀中学校が総合優勝しました。実は、これ県勢4連覇(南、小林、三股、大淀)なのです。結構な勝率なんです。九州大会の優勝は。強豪県だからなのか?そうではないのです。この点については、また今度機会がある時に…。

が、しかし…。なのです。全中については2年連続入賞ゼロ。いわゆる惨敗となってしまいました。国スポも近いですし、もう少し健闘したいところはあったのですが、なかなか現実は甘くはないですね。

でも、標準記録があれだけあがった(男子はほぼ全種目)中で、それなりの突破者は出ましたので、その点はよかったです。よかったというか、練習会等を通して強化していることの成果は出ていると感じています。何も策を練っていなければ大変なことになっていると思います。

全中に出場することが経験となり次につながりますからね。今回は2年生も含まれていました。次年度山口全中での活躍に期待したいです。今夏の戦いを終えて改めて実証されたことは、九州大会も全国大会もやはり、そのステージで自己記録更新、これです。これにつきますね。

ミーティング等でも話をしますし、各チームでもそんな話をされていると思います。やっぱこれなんですよね。長らくやってきて、たくさんの選手を見てきましたが、自己新を出せれば何かついてきます。次ラウンド進出だったり、入賞だったり…。

上位大会で結果を出せるような選手育成をまた練っていきたいと考えているところです。練習会等を企画していきますので、みんなで盛り上げていきましょう。それはそうと…。標準記録がさらにあがることも発表されました。こちらも案の段階ですが、きっとそうなるのでしょうね…。

例えばですが、今年の宮崎で考えると、男子400m。足立君があと一歩でした。本当に惜しかった…。そんな状況であった400mでさえまたあがりそうです。女子100mH…。もはやこれは宮崎県にとってどうなるのでしょう。随分前に話題にしましが、宮崎県女子中学生史上4名しか到達したことのない数字(今年の標準記録)から…、またあがろうとしています。果たして、到達できる選手は出てくるのでしょうか…。

このように振り返りをしながら、九州大会に話を戻しますが、今年も応援は素晴らしかったです。県外の先生方からもたくさんほめていただきました。ライバル鹿児島が開催県ということもあり強烈でしたが、でも宮崎らしさは発揮できたと思っています。先日まで紹介されていた選手達の感想にもたくさん応援の素晴らしさ、応援の力、応援への感謝の言葉が並んでいました。来年の九州大会は佐賀県になりますが、またチーム宮崎をアピールできたらと思います。

そして今日の最後にです。今、選手の感想の話に触れましたので…。今回、松濱先生の方で、九州、全国の参加者へ感想アンケートを作成してもらいました。その回答者の中から抜粋して掲載してもらっていたわけですが…。

残念だったことを少しつぶやいて終わりにしたいと思います。まず、回答は100%ではありませんでした。提出できなかった選手がいました。また、提出はできたものの、ほんとひと言で終わったり、1~2行で終わったりの選手がいました。そして、まぁ量的にはたくさん書けてはいるけれど、上述したように応援や感謝、チーム宮崎等のことに触れる表記がなく、ただひたすら自分のことだけを書いて終わっている選手もいました。

どこに自分があてはまったかを考えてみてもらえるとよいなと思ったところです。掲載のあった人の文章は、どこか参考になり、ヒントになる視点があったのではないかと思います。結果、結果とは口では言ってはいますが、結果を出す以上に大切なことってあるように思います。感想を見れば、その人の人間性は見えるものです。今、必死に取り組んでいる陸上競技を通して、一生の武器になる人間性を磨いていきましょう。【専門委員長:田原】

各地区中学秋季体育大会陸上競技が近づいてきました。ただし、この大会の結果だけが県大会への出場にはつながるわけではありませんでしたよね?

県大会へ出場するためには、令和7年4月1日から令和7年10月5日までに参加標準記録を突破した選手が県大会への出場権を得ることができる!でした。

なお、各地区の要項が統一されていませんので、ここで訂正しますので間違えのないようにしてください。10月4日~5日の2日間、延岡市西階陸上競技場で延岡選手権大会が開催されます。申込締切が明日9月12日(金)です。まだ間に合います!みなさんのお越しをお待ちしています!!

清掃時間のことです。ある生徒が大きなため息をついていました。どうやら周りの生徒がを真剣に掃除をしていないようでした。

自分ばっかりが掃除をしている気がする・・・、そんな経験、みなさんにはありませんか?自分一人が黙々と掃除をしている、その間、他のメンバーはおしゃべりに夢中。そんな光景、見覚えありませんか?

なんで自分ばっかり・・・、そう感じたことのある人は、実は少なくないはずです。しかし、この小さなモヤモヤをきっかけに、私たちは「協力」や「公平」について考えることができます。

掃除は、ただ教室をきれいにする時間だけではありません。 一人ひとりが責任をもって動くこと。仲間と声をかけ合って助け合うこと。それが、よりよい人間関係の第一歩です。

サボってしまう側には、おそらく理由があるのかもしれません。「めんどうだから」「他の人がやってくれるから」・・・、でも、それって???その結果、頑張る人だけが負担を感じてしまうのは、本当に「みんなの教室」って言えるでしょうか。

誰もが気持ちよく参加できる方法はきっとあるはずです。➀役割を見直す ➁話し合う時間をつくる ➂「ありがとう」と言い合える関係を目指すなど。

そんな積み重ねが、「協力って楽しい」「自分の行動には意味がある」と思える、あたたかい学級づくりにつながると思います。普段の何気ない場面だからこそ、大切な学びがあります。 もう一度、清掃時間に目を向けてみませんか?もちろん、これって部活動の中でもいえることですよね!

みなさんは、瀬尾まいこさんの小説『あと少し、もう少し』を読んだことがありますか?私は去年、国語科の先生にすすめられて読んだのですが、この小説は、陸上部の長距離2人と、元いじめられっ子、問題児、頼みを断れない性格のバスケ部部長、プライドの高い吹奏楽部の寄せ集め6人のメンバーがぶつかり合いながら挑む中学最後の駅伝大会に関する物語です。

それぞれの登場人物の個性が素敵で、けれど、それぞれに抱えている想いもあって、揺れ動く中学生の心情がうまく表されているなと、みなさんもとても共感できる読みやすい物語だと思います。

これから駅伝シーズンを迎える人たちに、ぜひオススメです!自分もまた読み返したいと思っているので、読んだ人はぜひ感想を聞かせてくださいね。【高鍋東中:友重】

長かったようで短かった夏休みが終わり、秋季大会に向けて練習を頑張っていると思います。本郷中学校は、今週体育大会があります。暑い中、リレーや団技、応援練習を生徒達は頑張っています。

余談ですが、本郷中学校の体育大会の目玉はダンスです。各団ダンスリーダーと呼ばれる人達がダンスを1から作り、各団2週間で仕上げます。今年は、異常な暑さでWBGTの基準を超え、晴れている日に体育館で練習することもありました。そこで今回は、最近よく耳にする『WBGT』について書こうと思います。

WBGTの正式名称:Wet Bulb Globe Temperature
暑さ指数(WBGT)とは…

1 気温(乾球温度):通常の温度計で測る温度

2 湿度(湿球温度):体から汗が蒸発しにくくなるほど、熱がこもりやすくなる

3 輻射熱(黒球温度):日差し(直射日光)や地面の照り返しなど、周囲からの熱

から構成されています。

◎熱中症リスクの目安
31以上 危険 運動は原則中止。高齢者は外出を避けるべき。
28〜31 厳重警戒 激しい運動は中止。こまめな休憩・水分補給。
25〜28 警戒 運動の合間に休憩を。水分は頻繁に摂る。
21〜25 注意 運動時は注意。高齢者・子どもは慎重に。
21未満 安全 通常通りの活動が可能。
31度超えたら運動中止です…🥵
これを見て思う事は、本当は外での体育や部活は夏の期間行えないという事です。でも、そんな事言っていたら練習もできないですよね…熱中症は誰にでも起こりうるものです。だからこそ、いかに暑さ対策をできるかが肝心です。年々変わる環境に、我々が対応していかないといけません。帽子を被って練習したり水分補給をしたりと対策を日常化していきましょう!【本郷中:川内】

皆さん、勉強は好きですか?それとも、嫌いですか?あまり乗り気じゃない人も多いと思います。今日は遠く離れた海の向こうで、皆さんと同じ中学生がどんな風に勉強をしているのか、そういった話です。

これはアフリカのザンビアの中学校で撮った写真。写っているのは中学3年生です。何の時間に撮った写真だと思いますか?正解は夜9時から始まる『自習時間』の様子です。

この学校は全国でも有名な全寮制の男子校で、特に成績優秀な生徒たちが集まっています。全員が親元を遠く離れて寮で暮らしながら、仲間と支え合って学ぶ日々。時には『家に帰りたい・・・』と家が恋しくて涙を流す子もいました。それでも彼らは毎晩10時半まで机に向かい続けていました。

なぜ、ここまで頑張るのでしょうか?それは、彼らが「頑張りたい」と思っているだけではなく、頑張らなければならない社会のしくみがあるからです。
ザンビアでは、
この職業に就きたければ、この大学に。
この大学に行きたければ、この高校に。
この高校に入るには、中学校3年の最後に受けるテストで○○点以上が必要。

全てがテストの結果だけで決まる、そんな厳しい社会です。推薦入試や内申点といった制度は一切無く、中学校3年生で受ける全国共通テストの点数で行ける高校が決まります。だから、彼らは「勉強をやりたくない日」も「疲れている日」も黙って机に向かいます。遠く離れた海の向こうでは、皆さんの同級生は将来の夢を叶えるため、今やるべきことに真剣に向き合っています。自分の人生をかけて「今」を生きています。そんな姿を見て、皆さんは何を感じますか?

自分も高校生の頃、学校で課題がたくさん出ており、練習で疲れているのに、面倒くさいな~と思っていました。それでも、当時の陸上部の顧問の先生から「嫌なこと、苦しいことから逃げるな。それが人としての強さに繋がる。」という言葉があり、今も自分の胸にずっと残っています。

勉強が好きな人はそう多くないかもしれません。それでも、勉強をすると自分の選択肢が広がったり、ものごとの見え方が大きく変わったりします。「文武両道」勉強と部活を両立させることで、競技における強さにも繋がります。嫌なこと、苦しいことから逃げずに毎日、取り組んでいきましょう。【高千穂中:三浦】

みなさんに、とてもうれしいニュースがあります!9月2日に発表された日本代表選手の中に、宮崎で陸上を頑張ってきた水久保漱至(みずくぼ そうし)選手が選ばれました。

水久保選手は200mで世界陸上に内定し、9月13日から東京で行われる世界陸上に出場します。注目の 200m予選は9月17日に行われます。現在は宮崎県スポーツ協会に所属し、日本代表として世界の舞台に挑戦します。

同じ大会で走っていた同級生が、数年後に世界の大舞台に立つなんて、本当にすごいことです。ここまで来られたのは、努力を重ね、挑戦を続けてきたからだと思います。

宮崎から世界へ――水久保選手の挑戦を応援しながら、私たちも自分の夢に向かって走り出しましょう!【南郷中:北林】