皆さんは、生まれてきてこれまでに、どれだけのことができるようになったでしょうか。中学生のもつ可能性は無限大。それなのに、だんだんと自分の限界や理想と現実のギャップを感じるようになり、何かを始める勇気がもてなくなっている人はいませんか。人の目が気になって、自分を変えることができない人はいませんか。

今回の「わくわく練習会」が新たな自分との出会いのきっかけになるかもしれません。新たな一歩を踏み出すのが苦手な人、できないことがあるとごまかしたり、あきらめたりする人、これから自分の可能性を開きたい人に「ウォルト・ディズニー 夢を叶える言葉」から2つの言葉を紹介します。

Get in. Not choose but get in. やってみなさい。より好みせずに,まずやってみることです。
We keep moving forward opening up
new doors and doing new things. 私たちは常に前進し続けます。次の扉を開け、未知なるものに挑戦するのです。【宮崎西中:大坪】

延岡市立南中学校陸上競技部です。南中学校は、市内南部に位置し、東に長浜海岸、西に愛宕山と豊かな自然に囲まれています。「創造」「感謝」「共生」という校訓のもとで活気にあふれ、地域から愛される学校づくりに努めています。

陸上競技部は、男子12名、女子21名、計33名で活動しています。先輩後輩男女を問わず仲間意識が強く、「挑む(挑戦)」をスローガンに、一致団結して練習に励んでいます。

日頃より支えてくださる先生方や保護者の皆様方への感謝の気持ちを忘れず、一人一人が目標とする記録に挑み、日々練習に取り組んでいます。応援よろしくお願いします!【南中:主将】

大会新記録や標準記録突破が多く出た白熱の県大会も終わって、数日経ちました。九州大会や全国大会を控え、さらに気合いを入れ直している人、秋季や来年の夏に向けて、今回の悔しさをバネに、さらに練習に励もうと気持ちを強く持っている人など、様々だと思います。そんな皆さんに、目標設定シート等で有名な原田隆史先生の『思いは枯れる、夢は腐る』という話を紹介します。

『思いは枯れる、夢は腐る』と私はいつも言うのですが、日本一になりたい、なりたい、なりたいという思いはやっぱり手入れしていかなかったら枯れてきてしまう。

「日本一になるぞー」と、わあっーと言って、でもそれっきりにしてしまったら、やはりそういう夢は腐ってしまい、叶いません。

とにかく、人の思いとか人生の目標というのは、1回つくっただけで放っておいたらいけないのです。常に丁寧に手入れをしないと、思いは枯れ、夢は腐ってしまうのです。

私が指導した有名スポーツ選手の話です。彼は、遠征先のホテルに入ると最初に必ずあることをします。みんながそのことを知って驚くのですが、さて何をするかわかりますか?

答えはベッドの上の天井に夢・目標を書いた用紙、写真を貼るということ。同様に自宅のベッドの上の天井にも用紙や写真が貼ってあります。寝る前に必ず夢・目標を再確認し、未来へのイメージを潜在意識に落とし込み、眠りにつくためなのです。そして、1日の新たなるスタートである起床時に必ず夢・目標を見ながら目覚め、
輝かしい未来の姿を再確認するのです。

もし、彼が、目標を書いたシートを机の中にしまっていたらどうだったでしょう?(「夢実現の習慣64」 原田隆史 著 実業之日本社より)【高鍋東中:友重】

先日の私のブログを読んでくれていたとある学校の監督の先生から嬉しい連絡がありました。その学校の生徒が、「アライメント」や「質量や重さ」について調べ、日誌に書いていたとのことでした。

反応があるのは嬉しいですね。アンテナを高くもち、ちょっとしたことでも疑問をもち、何かしらのアクションを起こすことは自分の力を高めるために大事なことです。

時々、こういうことを言う生徒と出会います。「先生、これ(学習内容)は、何のために勉強するんですか?」や、「将来、これ(学習内容)は使いますか?」確かに、その学習内容を一生使うことはないかもしれません。しかし、その学習を通して「学び方」を身に付けることはできるのではないでしょうか。

「何を」学ぶ、というより、「どう」学ぶか。です。気づき、疑問をもち、考え、仮説を立て、検証し、もう一度考え直し、更に実践してみる、、、など、それそれの学校でも言われていると思いますが、「探究」を繰り返すことが大事です。

改めて、風の色のブログを通して、「知りたい!」という思いをもって、実践してくれた生徒がいたこと。嬉しく思います。【大宮中:長田】

五ヶ瀬中等教育学校は中学1~3年生の前期課程と高校1~3年生の後期課程の6学年が一緒に生活している全寮制の中高一貫校です。豊かな自然に囲まれた学校と寮で生活する中で、協調性を磨きながら、目標に向かって勉強や部活動、学校行事に打ち込んでいます。

僕たち五ヶ瀬中等教育学校前期陸上部は3年生4名、2年生6名、1年生3名の計13名で活動しています。顧問の先生のご指導のもと、個人個人の目標を達成するために、部員全員で声を掛け合いながら練習しています。

僕たちが大会で納得のいく結果を出せるのは自分一人の力だけではありません。忙しい中指導してくださる先生方、暑い中でも応援してくださる保護者の方々、日頃からいろいろなところで気を配ってくれる先輩、そして一緒に戦うチームメイト。多くの人の支えのおかげです。

これからも、すべての人に感謝し、行動で感謝を示せるように頑張ります。応援よろしくお願いします。【五ケ瀬中等:主将】


8月2日のわくわく練習会は、昨年同様に”可能性探し”の練習会を企画中です。しかも今年は、KUROKIRI STADIUMで実施できます。かなり色々なことが充実しそうですよね。川内先生の投稿でトランスファーの話題があがったのでちょうどよいなぁと思って今パソコン叩き始めています。

昨年は、短距離、跳躍、ハードル、投てきの4ブロックでローテーションをしました(長距離は別メニュー)。跳躍、投てきはブロック内でもプチローテーを行いながら…。今年は、それを踏まえさらなる充実を図ります。場所が場所なので…。

跳躍を走高跳、走幅跳に分けて2ブロックにします。投てきは、昨年同様にブロック内ローテーしますが、円盤投を入れます。大きく分けると、ハードル、走高跳、走幅跳、投てきという感じです。長距離は、今年も別で動いていくことになりそうですが、、、おやおや短距離ブロックがない…。

そうなんです。あまり細かく分けても…。ということになり、じゃあどのブロックを封鎖するかという話になり短距離ブロック閉鎖にって話になりました。え~~~ですよね。ということで、全体アップとして30分~40分程度、短距離の指導をしてもらうことになりました。恐らく男女別くらいになるのでしょうかね…。種目練習もアップなしでは練習できませんのでよい流れになるのではないかと思っています。

色々な種目に触れ、自分の可能性ややり甲斐を見つけられるような練習会にしてほしいと思っています。専門の先生方に指導をもらい可能性を見いだすって有り難いことだと思いますよ。申込できなかった人がいたら、是非連絡をください。それか当日飛び込んできてもらっても構いません。特に、1、2年生は秋以降に向けてヒントを得る練習会になることと思います。お待ちしています。
 
トランスファーの話でいくと、陸上競技って、他競技からのトランスファーもたくさんありますし、成功例がたくさんある競技ですよね。その逆は正直なかなか厳しい…。陸上選手がバレーボール等の球技に転向して成功とか、ましてやラケット競技に転向して成功なって話はカイムに等しいのではないかと思います。
 
でも、笹岡君の例があがっていたように、陸上競技は種目間トランスファーでも成功することもたくさんありますよね。私の教え子を振り返ってみると…。そうですね、、、大宮中時代の黒木隆一君を思い出しますね。

彼は、入部してきて当初短距離をしていました。14秒台くらいでは走っていたのですかね。やがて13秒台には入ってきた記憶です。100mをしていたので同時に走幅跳の適性もチェックしていました。まぁ踏み入れないタイプでした…。4m跳べるか跳べないか…。中2になり400mを走らせます。でも、58秒、57秒かかります。冬期練習で、持久系の強さを確認できたので、400mで試したのですが、どのレースでも予選落ちでした。そして、距離が短いのか…。っと思った私は8月末のJO県予選で1500mに出すことを決めます。

当時この種目はB1500m(B=中学2年のこと)。同じ学年に、九州大会1500m2連覇中の山本君(飫肥中)がいました。私の指示は、彼につけるところまでつけ!です。すると1000m手前までついていきました。ぴったり…。山本君もちょこちょこ後ろを気にしながら、誰よ~って感じでレースを進めていたことを思い出します。

それもそのはず、中1、中2の1500m九州チャンピオンです。(ちなみに山本君は中1の時は100mでも九州8位)。そんな彼の背後にぴったりですから、誰よ~ってなりますよね。このように健闘した黒木君でしたが、ずるずると終盤は失速…。見る見るうちに順位を下げ4分39秒74の10位でフィニッシュします。でも、いいテストレースができたなぁと私は手応えを感じました。

そうです。私の中では、ここで黒木君の勝負種目が固まりました。800mです。秋季大会から800mに挑戦した黒木君は、確か地区を2分7秒くらいで走り、県中学秋季大会では当時の大会記録2分5秒をマークし優勝しました。ここからは早送りでいきますが、、、。翌年、800mで千葉全中に出場し準決勝まで進むことができました。

さらに全中以降は、駅伝に向けて距離を伸ばし1区(当時4km)を12分25秒で走破しています。県中学駅伝1区4位で走りきりましたね。そしてその後、熊本の記録会で3000mを9分9秒で走るまでになりました。

中1で100m13秒台だった選手が800mで全中にいき、駅伝でもエースとして活躍したという話です。つい先日まで、ちょこちょこ大会記録も残っていたのですが、有衛君や田中君の登場で綺麗になくなりました(笑)。まぁでも私の教え子史上では、なかなかはまったトランスファーの1人なので紹介しました。タイトルはトランスファーでしたが、教え子シリーズにもなりましたね…。【三股中:田原】

皆さんは、暑いときにポカリを飲みますか?部活動のあとや休憩中に飲む人も多いと思います。私も、暑い日はよく飲みます。

この間の県選手権大会、とても暑い中で走り幅跳びに出場し、力を出しきったあとにポカリを飲んだら、いつもと少し違って感じました。普段と同じ飲み物のはずなのに、体にすっとしみこんで、格別な味に思えました。きっと、努力したからこそ味わえる“ごほうび”だったのだと思います。

例えば、すぐに倒せる雑魚キャラよりも、何度も挑んでやっと倒せたラスボスのほうが、ずっと嬉しいですよね。その違いと、少し似ているのかもしれません。県大会を終えた皆さんの中にも、結果とは別に、心に残っている感情があるのではないでしょうか。達成感だったり、悔しさだったり……言葉にしにくくても、胸の中に残るものがあるなら、それは「本気でやった証」だと思います。

時間をかけたり、一生懸命になったり、最後までやりきった後のほうが、何でも嬉しかったり、楽しかったりするものです。つまり、本気で頑張ったあとの一口は、ただの水分補給ではなく、心にもしみる“ごほうび”になるのだと思います。だからこそ、何事にも手を抜かず、しっかり努力を重ねていってください。そして、本気で挑んだその先には、前とはちがう景色や、新しい自分に出会えるはずです。

これからも、そんな一瞬一瞬を楽しみに、挑み続けていってください。応援しています。【南郷中:北林】

天候が心配されましたが、県大会が無事に終了しました。3年生の勇姿をたくさん見られ、とても白熱した大会だったと感じています。その一方でどのチームも新体制として動き始める頃だと思います。今回はそんな次世代の主役たちに読んでもらいたい内容です。

今回陸上競技では、15名の選手が全国大会出場の切符を手に入れました。自チームの生徒でも1人『男子走高跳』で全国行きを決めました。彼は11年ぶりの標準記録突破者であったようです。ちなみに、その前の突破者は誰だか答えられますか…?その方は、皆さんご存知の通り祝吉中学校陸上部顧問の川越先生です!川越先生が主審をされている目の前で標準突破ができた事に何かの縁を感じています。そして、今までご指導していただいた事にとても感謝しています。

そこで、今回伝えたい事は誰にでもチャンスが転がっているというお話です。

彼は、元々小学生の頃から陸上クラブチームに入っていました。そこではある程度満遍なく競技を経験していたそうですが、私と出会ったとき、彼は長距離がしたいと言って入部してきました。彼が走り高跳びをやりたいと言ったのは、2年生の夏からです。走り高跳び歴1年で全国レベルに成長しました。もし彼があのまま長距離を続けていたら、全国行きのチャンスを逃していたかもしれません。自分でやりたいと思った走り高跳びにフィットし、記録を伸ばし続けた彼は、1年間努力することを嫌がりませんでした。

では、皆さんは今の種目を何年続けていますか?1年生はまだまだこれから自分の可能性を広げられる機会や時間はありますが、2年生はその分岐点にいます。自分のポテンシャルを最大限発揮できる種目は何なのか、この夏にしっかり見極め、最上学年として迎える秋季大会で結果を残せるよう励んでください。悩めることも今のうち、大いに迷い、考え、自分の糧にしていきましょう。【本郷中:川内】

選手の皆さん、県大会本当にお疲れさまでした!九州大会や全中への切符を手にした選手、惜しくも涙を飲んだ選手、それぞれに思いがあると思います。しかし、結果はどうあれ、ここからがまた新しいスタートです。九州大会、全中を控える選手にとっては、これからの練習がさらに重要になってきます。高いレベルの舞台で戦うためには、今まで以上に質の高い練習が必要です。そして、そうでない選手も、来年に向けて大切な時期。夏休みという貴重な時間をどう使うかで、来シーズンの結果が大きく変わってきます。

そこで改めて伝えたいのが、種目練習での計画性です。普段の練習を思い浮かべてください。アップとドリルを一通り終え、流しを入れるのかは各学校それぞれ。その後、各自種目練習の指示を受けた後。皆さんはどのように動いていますか?

とりあえずスタートの練習で、先にあるコーンまでなんとなく走ってみる。そこに砂場があるからとりあえず走って跳んでみる。手元に砲丸があるから適当に投げてみる…そんな「なんとなく練習」をしていませんか?
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。九州大会や全中を目指す選手も、来年こそはと思っている選手も、みんなに明確な目標があるはずです。その目標に向けて、今日の練習では何をすべきなのか、考えてから始めていますか?短距離なら、スタートを重点的にやりたいのか、後半の粘りを鍛えたいのか。跳躍なら、助走のスピードアップなのか、踏切のタイミングなのか。投擲なら、立ち投げでフォーム確認なのか、ターンの練習なのか。

その日の目的が決まったら、次はメニューです。ドリルを何種類、何分くらいでやって、メインの練習では何メートルを何本、どんな強度で走る(跳ぶ、投げる)のか。全体の流れとイメージを頭に描いてから始める。これができるかどうかで、同じ練習時間でも得られるものが全然違ってきます。そして、この習慣がついていない選手は、大事な試合のアップでも行き当たりばったりになってしまうんです。

九州大会や全中という大舞台では、アップから本番まで全てが勝負です。普段から計画的に練習している選手と、なんとなく練習している選手では、その差は歴然と現れます。「そんなこと面倒くさい」と思うかもしれません。でも、本当に上のレベルを目指すなら、この「考える習慣」は絶対に必要です。

夏休みで時間に余裕があるこの時期だからこそ、練習前の5分間、今日やることを整理する時間を作ってください。ノートでも日誌でも何でもいいので、書き出してみる。計画性のない練習からは、計画性のない結果しか生まれません。でも、しっかり考え抜いた練習は、必ず皆さんを次のステージに押し上げてくれます。暑い夏、まだまだ続きますが、みなさんの更なる躍進を期待します。【三股中:今村】

門川中学校は、「敬愛」「協同」「勤労」の校訓のもと、仲間を思いやり、助け合いながら、日々の学校生活や部活動に一生懸命取り組んでいる学校です。私たち門川中学校陸上部も、その精神を大切にしながら、毎日の練習に全力で励んでいます。

現在、1年生17名、2年生4名、3年生17名、合計38名が所属しており、学年を越えて声を掛け合い、笑顔を忘れずに、仲間とともに切磋琢磨しています。

部員一人ひとりが、自分自身の目標や夢を胸に、昨日より今日、今日より明日と、一歩でも前へ進めるよう、向上心を持って取り組んでいます。「速くなりたい」「強くなりたい」「勝ちたい」――そんな思いを胸に、きつい練習のときこそ仲間と声を掛け合い、励まし合いながら、日々努力を重ねています。

門川中学校陸上部は、これからも「応援されるチーム」を目指して、一丸となって全力で頑張ります! 応援よろしくお願いします!【門川中:主将】