●この大会に出場することが出来たのは良かったのですが、レースでは、自己ベストを出すことが出来ず、目標としていた、決勝の舞台で戦うことができなくて、悔しさであふれる沖縄全中となりました。来年は、全国の決勝で戦える強い選手になって、来年の山口全中に挑みたいです。この大会に出場して、全国選手の走りや、アップなどを見ることができ、勉強になることが多く、とてもいい経験をすることが出来ました。また、顧問の先生や宮崎の先生方、家族など、みんなに支えられて、この舞台に立てることを実感して、とても感謝の気持ちでいっぱいになりました。来年は、支えてくれる先生や応援してくれる人達に、走りで感謝の気持ちが伝えられる選手になりたいです。【2年女子】

●私は沖縄で行われた全中にリレーで出場し、とても貴重な経験をすることができました。全国から集まった選手たちのレベルは高く、普段の大会では味わえない緊張感と熱気に包まれていました。今までの努力を出し切り、全力でバトンをつなぐことができました。仲間と力を合わせて走り切れたことに大きな達成感があります。また、自分の力をしっかり出せた場面もあれば、課題が残る部分もありましたが、そのすべてが今後につながる大きな学びになったと思います。そして1番は仲間と一緒に挑戦できたことや会場の雰囲気を味わえたことが、最高の思い出です!!【3年女子】

●僕は3年男子100mに出場しました。沖縄はすごく日差しが強く良い天気だと思っていたのに、急に熱帯低気圧ができそれがまさか自分の走る100mの日にちょうど来るとは思っていなく、このまま走れないのかという不安がよぎるなか、この日に合わせて調整をしていたのでちょっと調子がくるいました。日程が延期され、次の日の開催となりましたが暑さやタイムテーブルがずれるなど、アップから本番までの調整が上手くいかず、いつもの走りとはまったくちがうバラバラな走りになってしまいました。色んな事がおきても柔軟に対応できフットワークの軽さや集中力を持続させるためのメンタルなど僕にはまだまだ、陸上の技術面だけではなく、メンタル面でも学ばないといけない事があると実感しました。大会を通して他県の速い人の走りやアップを間近で感じる事ができた事はこれからの練習をやっていく上でのモチベーションの向上につながる良い経験ができたと思います。この経験を次に活かして高校でも陸上を頑張っていきたいた思います。【3年男子】

●目標としていた自己ベスト更新と決勝進出には届かなかったけど、いつもの自分の走りができて、良かったと思います。全中の舞台に調子を合わせて、万全の状態でレースに臨んだけど、自己ベストを出せず、大きな舞台で、自己ベストを出す難しさと大切さを学びました。全中の舞台でも、自信を持って前に出て走れたので、結果以上に価値のあるレースになりました。通信や県大会で標突をしても、そこで満足せずすぐに全中に向けて、準備することが大事だなと気づきました。全中を決める前も、決めた後も、多くの方々が応援や、サポートをしてくださり、本当に自分は恵まれているなと思いました。今回の大会での収穫を、無駄にせず、自分の学校に持ち帰り、さらに陸上生活を充実させて、今後は、全国のトップレベルで戦える選手になりたいです。【3年男子】

●沖縄全中2025は、自身にとっても初めての全国大会で初めて見るような光景がたくさんありとても学びになりました。アップ時間について今までの県大会と同じぐらいの時間設定でアップに行ったのですが、県大会とは違いハードル人数も100人余りいて、全然とぶことができませんでした。アップ時間、アップ内容をしっかり計画立てて取り組むことの大切さを知ることができました。結果的には思うように走れなかってけれど大きな収穫があったので次につながればよかったと思います。一・二年生は秋季大会が近いですが記録会や地区大会でいい記録を出している選手でも、県大会で自己ベストを出せる選手が本当に強い選手だと思うので過去の自分越えを目指して頑張ってほしいと思います。いつも先生に言われている「水は突然あふれ出す」を考えながら、ひとつひとつの小さな基礎練習から取り組んでいきたいと思います。サポートして下さった先生方やいろいろな方に感謝したいと思います。ありがとうございました。【3年男子】

●全国大会に出場して、去年の自分からは想像もできないような経験をすることができました。2年生の頃は、悔しい結果で終わることが多く、自分が全国大会にでられるとは思ってもいませんでした。沖縄での開催ということもあり、台風の影響で100mの競技開始が1日延期になり、大会前の調整が難しかったです。大会当日は、思ったような走りができず悔しい結果になりました。決勝やTRに残るような選手たちは、競技が延期になっても、大会で自分の実力を発揮していました。その姿を見て、どんな状況でも本来の実力を発揮できる力が自分にはまだまだ足りないと感じ、自分とトップ選手との大きな差を実感しました。今回の大会は、家族や仲間、先生方のサポートがあったからこそ全力で挑めた大会でした。今回の大会で感じた悔しさや学びを無駄にせず、次の目標に向けて努力を続け、次は自分の力をしっかり発揮できるように頑張りたいです。【3年女子】

●天気が不安定で大会が開催されるか心配でしたが、無事開催されて良かったです。本来の自分の力を発揮することはできませんでした。しかし、三股中の皆さんの大きく、力のこもった「は〜いっ」が心に響きました。おかげで最後まで諦めずに戦うことができました。【2年女子】

●4×100mリレーのメンバーとして全国大会に参加させて頂きました。九州大会では悔しい結果だったため、全国大会ではチームベストを目標にしてきました。しかし練習中のけがで走れなくなりメンバーとして走ることができませんでした。悔しいのはもちろんですが普段は見ることのできない自分のチームのバトンパスや全国大会というハイレベルなリレーを外側から見ることが出来たことはとても良い経験でした。悔しさをバネにして秋、来年に向けてという気持ちでがんばっていきたいです。リレー以外でも、大会新記録や日本中学新記録などのレースを見ることができたし、100mなどもすごく近くで見ることができました。自分の走りと比べたりするとより意味がある全国大会になるなと思うし理想とする走りのイメージができたと思います。走る以上に良いものを得られた全国大会だと思います。来年の山口前中を目標に人間性向上などにも取り組んでいきたいです。【2年女子】

●私は、大会2日目の走り幅跳びに参加させてもらいました。まずは、この3日間いろんなことがあり、多くの経験がありました。一つ目は、悪天候のなか、九州大会が開催されたことです。行きのバスでは、高速道路も制限され、大会も行われるかわからない状況だったものの無事大会を終えることができたことです。二つ目は、仲間とのコミニュケーションです。競技場ではもちろん、宿舎やバスのなかでコミニュケーションをとることができ、また、チーム宮崎の応援はとても嬉しいものでした。3つ目は、アクシデントです。自分は、全中に出場するという目標がありましたが、通信大会、県総体とどちらの大会でも悔しい結果に終わりました。そのなかで、九州大会というレベルの高い大会に出場できました。しかし、一本目の跳躍で、骨折という結果になり、自分の力を十分に発揮できず、心のなかは、悔しいそんな言葉では表せないものでした。上手くいくこともあれば上手くいかないこともあると神様に教えられたような気がします。怪我したことから、五体満足への感謝、周りのサポートしてくださる人への感謝、そして、親への感謝。今回の骨折を通じて、たくさんの経験を学べました。このような結果になりましたが、1日でも早く身体が回復出来るよう努めます。高校に進学しても自分の新たな陸上の目標に向かって頑張っていきます。最後にサポートしてくださった先生方、本当にありがとうございました。【3年男子】

●九州大会では、自己ベストを更新することができず悔しい結果で終わりました。大きな大会でも緊張せずに力を発揮できるようにこれからの練習でも緊張感を持って取り組もうと思いました。九州大会の雰囲気や応援の仕方など色々なことをしれたのでとても良い経験になりました。他の学校の人たちとも仲良くなることができてとても嬉しかったです。来年は3位に入れるようにもっともっと努力していきたいです。【2年女子】

●九州大会という大きな舞台で走ることが出来てとてもいい経験になりました。やはり他県のレベルは高く、みんなオーラが出ていて招集のときから心臓ばくばくでした。自己ベスト(12秒台)と決勝に残ることを目標にして挑んだレースでした。しかし目標には届かずとても悔しかったです。でも今回のレースでちゃんとした課題を見つけることが出来たので、課題を改善できるような練習に取り組んでいきたいと思います。選手の応援もとても心に残るいい思い出になりました。この悔しさをバネに、これからも努力して必ずいい結果が出せるように頑張りたいです。【1年女子】

●僕は県大会2位で九州大会への出場権を獲得しました。種目は400mで自己ベストは52.54と、他の選手に比べるとあまり良くは無いのですが、まずは決勝に残ること!と目標を決めて頑張りました。他県の選手は強者揃いでとにかく圧倒されました。緊張がすごかったんですが、こんなすごい人達と走れるなんて中々経験出来ないし、楽しもうと気持ちを切り替えました。結果は11位ということで、決勝にはいけませんでした。自分のベストが出なかったのは悔しかったですが、とてもいい経験になりました。この経験を活かして高校でもインターハイへ出場できるような選手になりたいので、もっと頑張りたいと思いました。顧問の先生方や応援をして頂いた多くの方達への感謝を忘れずにこれからも努力して頑張っていこうと思います。【3年男子】

●今年の九州大会は800mで出場しました。去年に続き2回目の九州大会だったので去年よりも緊張があまりなく精神的にはリラックスした良い状態で走ることができたと思います。去年達成できなかった自分の中での目標はクリアすることができてよかったです。しかし、ミーティングで立てたタイムや順位は達成できず、結果としては予選落ちだったので何が足りなかったのかをしっかりと考え悔しいと思ったこの気持ちを忘れないようにします。陸上との向き合い方や練習への取り組みを見直してまた強くなって高校の舞台でも活躍できるようにがんばります。そして、今年もチーム宮崎の応援は迫力があって、トラックに入って少し緊張がある中でも自分の名前を呼んで応援してくれている安心感がすごくありました。私もチーム宮崎として一緒にみんなを応援することができて嬉しかったです。鹿児島に来て応援してくれた中学校の皆さん、いろいろな面で支え、指導してくださった先生方、本当にありがとうございました。たくさんのことに感謝して次は結果で恩返しできるよう頑張ります!とても楽しい九州大会でした!!【3年女子】

●共通女子4×100mRに出場させて頂きました。チームとしての目標は49.97を出し、決勝に残るでしたがバトンパスでテイクオーバーゾーンを越してしまい失格という結果になりました。この結果をうけ、日頃の行動はしっかり結果へと繋がっていくのだと感じました。リレーの決勝はいつもどおり走っていれば残れていたタイムだったので悔しいという気持ちと結果に対して何も言えないなという気持ちがありました。今回の九州大会には自分たちの人間性を見直すきっかけをもらえたし、結果は日頃からということがとても分かりました。またチーム宮崎として立てた目標に向かってみんなで協力できたことはとても良い思い出となったし来年もチーム宮崎の一員に入れるようにがんばっていこうと思いました。【2年女子】

●九州大会では、自己ベストは更新出来ましたが、目標としていた順位に届かなくて悔しかったです。来年こそは、順位、タイムどちらも狙って九州大会、佐賀で戦いたいです。また、どんな環境、状況でも自分のベストを出し切れる強い選手になれるように、頑張っていきたいです。team宮崎の応援で自信をもってスタートに着くことが出来ました。みんなで、声をかけあったり、一緒に応援したり、一丸となって戦うことの大切さを改めて知る大会となりました。来年が中学校最後の一年になるので、2年間の経験や、学びを、喜びに変えていけるような1年にしていきたいです。【2年女子】

●2025の鹿児島九州は、110mHに出場しましたが去年と同様緊張感がとてもありました。でも選手団の応援で、士気がとても上がったので応援の力ってすごいなと感じました。県大会とは違い出場選手人ひとりひとりの意識レベルが高く、レース前まで長ズボンをはいていたり帽子をしっかりかぶって暑さ対策をしたりといろいろなところで学ぶべきところが見つかりました。このような学びを積極的にチーム内にも持ち帰り新たな1、2年生主体のチームにつたえていきたいと思います。【3年男子】

●アップ計画がしっかり出来ていなくてそれがレースの結果にも繋がってしまいました。なので普段の大会からきちんとアップ計画を立てておく事が大切だと思いました。レベルの高い試合を目の前で見る事が出来、とても良い刺激になったと思いました。九州大会に出場する前にみんなで点数を共有し合った事で、目標が明確になりより一致団結する事が出来たと思いました。なので九州大会の前にみんなで集まってミーティングをする事が出来てとても良かったと思いました。【3年女子】

●私は2回目の九州大会ということもあり、去年の経験を少しでも生かせるように準備をして臨みました。大会前のミーティングや練習会ではチーム宮崎としての絆が深まった気がして、九州大会が楽しみでした。目標設定をするときには、去年あまり現実味のないタイムと順位を設定してしまったので、他県の選手の情報を見たあとでしっかり立てられました。九州大会や全国大会は、自己ベストが出せると上位に上がりやすいことを知り、1番は自己ベスト更新が大事だと思いました。九州大会1日目、前日練習のTTや加速走で自己ベストが出て、レースに良い状態で臨めました。しかし、予選では、アップで疲労が溜まってしまったり、後半力んだりしてしまいました。決勝では、自分のレースをすることが出来たので、向かい風の中で自己ベストを更新出来ました。しかし、立てた目標には届きませんでした。向かい風の中でも、目標達成ができる選手になりたいです!!3日目はチーム宮崎のメンバーを全力で応援しました。私が応援団から応援されて力を出せたように、みんなのサポートを声でしていきました。この3日間を通して、県の代表選手としての自覚やふさわしい行動が大事だと改めて感じました。大会を支えてくださった先生方や補助員の方、チームメイトに感謝します。ありがとうございました!【3年女子】

●九州大会では、悔いの残る大会となりました。またこれは自分のせいでもあるのでみんなに申し訳ない気持ちで終わってしまいました。でも、宮崎県の選手が走っているところを見ると純粋に頑張れと応援することができました。また応援席に行った時、三股中や小林中などの人も応援していて私たちはこんなにもたくさんの人が応援してくれたんだなと感謝の気持でいっぱいになりました。この大会は、結果は出せませんでしたが、感謝の気持でいっぱいになった大会でした。【3年女子】

皆さん、夏休みが終わりましたね。鴨池での九州大会に沖縄での全国大会と、アスリートにとって勝負の夏でした。私自身、九州大会の応援に行きましたが、各チームの熱、各県の熱、開催地・鹿児島の応援の熱に圧倒されました。特に印象的だったのは、レース後に互いを讃え合う選手たちの姿。勝敗を超えた何かがそこにはあり、改めて陸上の魅力を感じました。

ちょっと先の話をさせてください。U16大会も終わり、各チームで話題になっているのは「代替わり」ですよね。多くの3年生が、この夏で区切りをつけ、部活動から一線を退き、受験に向かっていくことと思います。そんな中、2年生が中心となって部活を回し、1年生もいずれ先輩となることを自覚して、それなりの行動をとっていく必要があります。3年生がいなくなった状態で、新しいチームを作っていく必要があるのです。

それでは…後輩たちは何を見て育つのでしょうか?それは「先輩の背中」です。でも、この「背中」とは一体何なのか…。練習中の姿をイメージください。手を抜いて流している先輩を見て、後輩はどう思うでしょうか。「あ、このくらいでいいんだ」と思うはずです。逆に、毎回全力で取り組む先輩を見れば、「僕も頑張らなきゃ」と思います。これが「背中を見せる」ということです。

部活の雰囲気を決めるのも先輩です。仲間のミスを責める先輩がいれば、後輩も同じことをします。でも、仲間を励まし、支える先輩がいれば、後輩もそうなります。挨拶をしない先輩がいれば、後輩も挨拶をしません。逆もまた然りです。つまり、後輩が成長するかどうか、チームが強くなるかどうか、チームの雰囲気が良くなるかどうかは、すべて先輩の日々の行動にかかっているのです。これは責任でもありますが、同時に大きな力でもあります。

皆さんも1年生の時を思い出してください。あの時、どんな先輩の姿を見て「かっこいいな」「こんな風になりたいな」と思いましたか?きっと、記録よりも、その人の取り組む姿勢や仲間への接し方に心を動かされたのではないでしょうか。3年生が残してくれたのも、まさにそういう「背中」でした。彼らがどんな練習への向き合い方をしていたか、どんな風に後輩に声をかけていたか、負けた時にどんな態度を見せていたか。それらすべてが今の皆さんを作り上げています。

新チームのスタートは、もう始まっています。少し先の話にはなりますが、いずれ入部してくる後輩に見せる「背中」によって、これからのチームの方向性が決まっていくのです。その「背中作り」を今取り組むべきです。その自覚を持って、今日から動いてください。見せるべき背中がどんなものか、もう皆さんは知っているはずです。そして、新チーム初の秋の中体連が近づいています。3年生から引き継いだ想いを胸に、どんな戦いを見せてくれるのか、今から楽しみです。【三股中:今村】

短時間で設定したトレーニングをくり返すサーキットトレーニング・・・例えば、30秒活動して30秒休憩するというような設定があったとします。休憩の25秒で立ち上がり、気持ちや呼吸を整え、次の動きに備える生徒と、休憩が終わってから5秒遅れて取りかかる生徒。両者の差は一見わずかに思えます。しかし、その小さな差が積み重なれば、体力の向上も、集中力の習慣も、やがて大きな差となって表れます。

前者は「備え」を習慣とし、時間の流れを味方につけた人。後者は「待ち癖」にとらわれ、常に後れを取り続ける人。人生もこれと同じだと私は思っています。一秒を軽んじる人は、気づかぬうちに機会を逃し、可能性を削っていきます。しかし、一秒を大切にし、先んじて準備を整え、与えられた時間を余すことなく尽くす人は、努力を確かな成果に結びつけることができるのではないでしょうか。

成功は偶然の産物ではありません。日々の一秒の積み重ねこそが、未来を形づくる基礎となります。ですから、私たちは、一秒を惜しみなく生かす姿勢を持たねばならないと思います。やがてその一秒が、きっと人生を切り拓く大きな力となると信じています。【姫城中:安在】

先日、家族で動物園に出かけました。1歳2ヶ月の娘と共に動物園に出かけるのは人生初のことでしたので、思い入れのある一日となりました。

そこで、様々な動物を見ながらふと考えたことがあります。それは、「人間として生まれる確率」です。諸説ありますが、遺伝子の組み合わせから考えると、なんと「約70兆分の1」の確率だそうです。この地球上の動物のうち、脊椎動物は、わずか4%で、そのうち、哺乳類の中のヒト、、、と考えても、確率が低くなることは予想できたのですが、まさかそこまで低いとは。

人間として生まれ、そして、今いる周りの人と出会っていること。そのこと自体が奇跡です。「いのち」を大切に過ごしていきたいですね。【大宮中:長田】

スポーツでよく言われることですが、具体的にどういうことなのか、教えてくれた生徒たちがいました。以前、陸上競技場で練習をしていた際に加久藤中の生徒たちが他の学校の生徒たちとスタートダッシュの練習を一緒にさせてもらう機会がありました。県の決勝の常連選手たちもいたため、一緒に走ることでそのスピード感や動きを勉強させてもらうためにお願いしました。もちろん走りも勉強になったのですが、刺激を受けたのは1人1人の1本のSDに臨む姿勢でした。1本1本スタート前にただならぬ緊張感が漂うのです。ピリッと張り詰めた空気感、そして、ブロック設置の後、試合のように何度も流しや蹴り出しを確認。「On your marks」の合図の後、試合でよく見ているルーティンを一通り行う選手たち。走り終わった後に走りの確認をし合い、戻ってからはじっくりと他の選手の動きを観察する。これは強くなるはずだよなあと心から思いました。陸上が好きで楽しくてたまらないという表情でした。

試合では、どの競技も自分が集中するまで待ってくれません。時間がきたら、スタートしなくてはいけない、助走を始めなくてはいけない、投げなくてはいけません。陸上競技に限らず、短い時間で集中しなくてはいけない場面は多くあります。伸びる選手は、毎日の練習が「集中力を高めるチャンス」ということを意識して取り組んでいます。練習でできる限り本番をイメージして取り組んでみましょう。練習でできないことは、試合でできません。週末のU16に向けて、練習での集中力と本番のイメージづくり、意識して取り組んでみてください。【加久藤中:上別府】

皆さんは甲子園の決勝を見ましたか?
ネットでは色々言われている日大三高の近藤君ではありますが、私は素晴らしい選手だと心から思います。本気だったからこそ、譲れないものがあったんでしょう。本気だったからこそ、我慢できない感情だったんでしょう。

でも、日頃から本気で向き合ってない選手では、思いもないのであんな表現すら出ません。今週はU16大会。3年生には最後のチャンス。それぐらいの思いを持った選手の戦いを見たいですし、そのような選手達が全国の切符を勝ち取って貰いたいと心から思います。

残りの時間、改めて自分の姿を振り返ってみてはいかがでしょうか?【西小林中:信時】