いきなりですが、勉強は好きですか?

以前、鉄工所で2週間の社会体験研修を行ったことがあります。その際、ある若手社員の方と話をする機会がありました。その方がこんな話をしていました。「先生、中学生の頃にもっと勉強をしておけばよかった」と・・・。「どうして?」と聞いてみると、「働きはじめたら、もう勉強することはないと思っていた数学が・・・。」「仕事の中で出てくるんですよ!」と。

詳しく聞けば、作業をする際に、比例式を使ったり、15°の角度をつくったりと、中学校の数学で学習する知識を使うらしいのです。そして、最後に、「先生、学校に帰ってから、今のうちにしっかりと勉強するよう生徒さんに伝えてくださいね。」と・・・。

この若手社員の方は、先輩方の指導を仰ぎながら猛勉強していました。嬉しかったですね。勉強を始めるのに遅いことはない、でも、今という時期を一生懸命に勉強してほしい!と子どもたちにエールをおくってくれたこと。

勉強は何のためにするのでしょうか。だれのためでもない・・・、そう、自分のために!

最近、学校で気になることが・・・、給食のことです。もちろん学級によって差はありますが、残食があまりにも多い・・・。悲しくなりますね。

以前、「食育」に関する研修の中で、こんなお話がありました。「食べたいと言って買ったパンですが、半分食べたところで、『おいしくない』と言って捨ててしまった。それを見て、あなたは何と言いますか?」という内容です。迷うことなく、「もったいない!」と私だったら言いますが・・・。ところで、もったいないとは?国語辞典には、「粗末に扱われて惜しい、有効に生かされず残念だ」と書いてあります。

さて、「もったいない」・・・、この言葉を使ってきた私たちの感覚としては、「ものを大切にする」ということ以上の心がこめられているような気がします。それは感謝の心ではないでしょうか。今日、パンを食べられることに感謝するのです。でも、そのパンを半分捨ててしまう・・・、申し訳ないと感じる。これが「もったいない」ではないでしょうか。

「もったいない」、これからも大切にしたい言葉です。

新潟県で行われた陸上のU20日本選手権で、110mHに出場した宮崎西高1年の髙城選手。決勝では終盤に競り勝ち、13秒52で見事優勝を果たしました。決勝で競い合った相手は大学生で、インターハイチャンピオンという輝かしい成績を残した選手でした。

昨年度の全中で見事優勝!その後も様々な記録を更新しています。今後の更なる活躍を期待したいですね。

選手のみなさん、2日間お疲れ様でした。納得のいく結果は出せたでしょうか?良い結果、悔しい結果、それぞれあったかと思いますが、次につなげていくことが大事です。陸上競技もテストと一緒です。結果が返ってきて、そのまま受けっぱなしでは力にはなりません。陸上でも、試合が終わり、ダメだった~、悔しかった~で終わっていては、おそらく次の大会でも成長はありません。しっかりと自己分析をして、何か対策を練っていかなけばなりません。県中総体に向けて、あるいはもう秋を見すえてまた明日から頑張っていきましょう。

さて、福井全中への切符を獲得した13名のみなさん、改めておめでとうございます。ゴール後に写真を撮らせてもらいましたが、まずは第一関門を突破したみなさんの充実した笑顔を見させてもらい感動を覚えました。嬉し泣きをする選手もいました。嬉し涙は最高ですね!

昨年11月の選抜練習会の開講式。私は思いを伝えました。「今の現状は非常に厳しい。谷間の世代になるかもしれない。でも、中学生の可能性は無限大である。国スポに向けてのターゲットエイジ世代であることを自覚して意地を見せてほしい」まさに、可能性は無限大!これを証明してくれました。本当に嬉しいです。

きっと、みなさんの結果を見て、僕も!私も!と思いを強くして、県中総体に向けて再スタートを切ろうとしている仲間がいると私は確信しています。実際、今回は標準記録に届かなかったけれど、可能性を秘めている選手、そして本大会を通して可能性が見えてきた選手がいます。7月20日、21日。さらなる標準記録突破者が出ることを楽しみにしています。ちなみに、福井の地で皆さんをサポートする準備は、着々と進めていますよ!できる限り多くの選手をサポートしたいものです。

本日、復習をしました。2013愛知全中、2015北海道全中が15名の標準記録突破でした。それに次いで、2022年福島全中が14名です。現在13名。県中総体に大いに期待します!!!

先日、全国委員長会議に行ってきたことは、ここ風の色でもお伝えしましたが、下記が現段階での競技日程(案)になります。当然ですが、参加者が確定してから正式なものが出されますが、これがベースとなります。参考にしてもらえるとよいかと思います。福井行きの切符、本当におめでとうございます!!【専門委員長:田原】

通信陸上大会:1日目

まずは共通男子110mHで2名が標準記録を突破!!

続けて共通男子800mで3名が標準記録を突破!!

さらに共通女子800mで2名が標準記録を突破!!

ついに10名突破!共通男子200mで4名が標準記録を突破!!

またまた共通男子200mで1名が標準記録を突破!!

通信陸上大会:2日目

まずは共通男子400mで1名が標準記録を突破!!

続けて3年男子100mで1名が標準記録を突破!!

コロナ禍の制限から解放されて1年たった今でも、大会の度にかつての大会の風景が戻ってきた様子にしみじみとした思いを抱きます。競技時間に合わせての会場入り、競技後の帰宅、応援者の来場制限、TICでの対応など、大会での感染拡大があってはならないと専門部でもたくさんの話し合いや準備をしたことを思い出します。

スタンドからの声援、チームでの応援、拍手の音、横断幕を持ってリレーを応援する姿…あたりまえがあたりまえでなかった時間を思うと、応援のある競技場が輝いて見えます。

私たちは、応援に力をもらうことはもちろんですが、誰かの一生懸命な姿を応援することで、元気と勇気をもらっています。この週末、日本選手権も楽しみですが、私は通信陸上大会で中学生アスリートの皆さんからたくさんの元気をもらう予定です。【宮崎西中:大坪】

パリ五輪出場をかけた第108回日本陸上競技選手権大会が新潟・デンカビッグスワンスタジアムにて昨日開幕しました!(告知が遅くなりました。申し訳ありません。)

◯タイムイムテーブル、速報 下記特設ページから確認できます。

https://www.jaaf.or.jp/jch/108/tandf/

◯放映予定

ライブ配信、NHKでのテレビ放送にて選手の熱い戦いが見られます。

https://www.jaaf.or.jp/jch/108/tandf/tv-live/

*テレビ放映

  第1日:6月27日(木) NHKBS 18:00~20:00

  第2日:6月28日(金) NHKBS 18:30~19:30/総合 19:30~20:42

  第3日:6月29日(土) 総合 16:30~18:43 ※17:59~18:05はサブチャンネル

  第4日:6月30日(日) 総合 16:30~18:43 ※17:59~18:05はサブチャンネル

前回の投稿で吉原先生が最後に出した質問の答え、みなさんは分かりましたか?飛べなくなったノミにあることをすると、元のようにジャンプできるようになるらしいのですが。さて、なんだと思いますか?答えは簡単!他の普通に飛んでいるノミの中にいれてあげればいいのです!!そうすると、元のように飛べるノミになります。

おもしろいですね。ノミも人間も同じだと思いませんか?環境の力って大きいですね。どのような集団で、どのような仲間と一緒に時間を過ごすのか・・・。ここが大事だと思うのです。練習を適当にこなし、声も出さず、返事もしない、おしゃべりばかり・・・。そんな集団にいれば、いつしか自分もそうなるかもしれません。応援し合える仲間といれば、頑張ろう!と自然に思うこともできます。

みなさんはどのような人と時間を過ごしていますか?自分を成長させてくれる環境はありますか?仲間はいますか?ぜひ、そんな環境や仲間をつくりましょう。それこそが、自分の可能性を発揮する近道だと思いますよ。

ノミという小さな虫を知っていますか?ノミは体長1㎜以下のものから、大きくても 9 ㎜ぐらいと非常に小さな虫です。翅(はね)はありませんが、後ろ足がとても発達しているので、約 100 倍の距離を跳躍することができるそうです。これは人間に例えると、3 0 階建てのビルを飛び越えることになります。

そのノミを蓋のついたビンの中にいれるとどうなると思いますか?ノミは、ビンから逃げ出そうとして何度も飛び上がり、蓋にぶつかります。そしてしばらくすると、蓋ギリギリのところまでしか飛ばなくなってしまうそうです。この状況でノミの入ったビンの蓋をはずします。蓋にぶつかることがなくなったにもかかわらず、ノミは元通りの高さまで飛ぶことなく、ビンの高さよりも高くジャンプできなくなってしまいます。これは、いくら努力しても「自分はこれぐらいしか飛べないんだ」とあきらめてしまったからです。

みなさんの中にも、そんな人はいないでしょうか。高い目標をもって頑張ってみたけど、あまり良い結果が得られなかったのであきらめてしまっている人。もしかすると、高い目標から目を背けてしまっている人もいるかもしれません。「どうせ私には無理」とか「努力しても無駄」と言ってあきらめていませんか。自分の中に『心理的な限界』を作っていると成長できるものも成長できなくなってしまいます。自分で限界を決めつけず、諦めずに努力する力を持ち続けてください。そうすれば大きく飛躍することができ、自分の目標、さらにはそれよりも高い目標を達成することができるはずです。みなさんが、何事にも前向きに明るく、楽しく努力してくれるのを期待しています。

追記 飛べなくなったノミがもう一度以前の高さまで飛べるようにするにはどうしたらよいか?考えてみてください。【門川中:吉原】

我が学級の後方掲示板に、国語の授業で作成した、一人一人の「今、身に付けたい◯◯カ」が掲示されています。「コミュニケーションカ」、「判断力」、「集中力」、そして、「財力」。いろいろな力をみんなは求めているんだなあ〜と感じながら、ふと考えました。「受験生にとって、最も必要な力は何だろう」と。言わずもがな、「学力」です。加えるならば、「継続力」「集中カ」「忍耐力」といったところでしょうか。これらはもう、必須です。

では、受験生にとって「意外と」必要な力とは何だろう。僕は、それは「トークカ」だと思っています。なぜ必要か?私立入試、県立推薦入試、県立一般入試。全ての入試科目に「面接」があります。知らない大人との面接はとても緊張をします。それはもう、相当なものです。しかし、その中でしっかりと自分の心を伝えなければなりません。

個人的な話になりますが、私も、2年前の教員採用試験当日、何を問かれるのか、不安で仕方ありませんでした。「この日を境に人生が変わる・・・」という当時の私の心境は、きっとこれから受験を迎えるみなさんと同じだと思います。そして、来たる受験日、20個にも及ぶ質問を受けました。当然、高校入試のときと同じように、ある程度の質間を予想し、対策はしました。その際、それぞれの質問に対する答えをキーワード3つほどで決めました。文章を覚えるのは苦手なので。例えば、「なぜ、教員を目指したのですか?」という質問に対して「中学時代の恩師」「情熱」「宮崎の子どもたち」というキーワードです。あまり文章をガチガチに決めて面接に臨むと、ただの暗唱発表会になってしまい、心が伝わりにくくなる可能性があります。自分の中に大きな柱さえあれば、意思は伝えられるものです。当時の私は、緊張を和らげるために、とにかく「これは面接官とのおはなしタイムだ」と思い込み、普段誰かと話をしているように臨みました。和んだ雰囲気の中で、最後までやりきることができ、本当にほっとしたのを覚えています。大きな3つの柱を頭の中でうまくつなぎ合わせて、言葉にできたからこそ、相手に意思が伝わったのではないかと思うし、逆に、そこを繋ぐトーク力がなければ、厳しかっただろうなと思っています。

取り留めがなくなりましたが、結局私が伝えたいことは・・・。やはり、相手が面接官であれ、仲間であれ、家族であれ、自分の気持ちや意思を伝えることは大切なのです。それらを、相手の心にストレートに伝えるための「トーク力」を身に付ける必要があるのです。【三股中:今村】