開会式が始まりました。宮崎県代表として門川中学校の生徒が参加しました。
全中日記➃
こちら福井、今朝の天気は雨・・・。レースがはじまるころに雨が上がってほしいのですが。
今日もスタッフの先生方が準備を早くからしていただきました。がんばれ!宮崎
準備が整い、選手が到着!今年もチキン南蛮が宮崎をアピール!!
さすが全国大会に出場する選手は違いますね。無意識にできています。素晴らしい!
勉強して、賢くなろう!
パリオリンピックが終わり、次の楽しみは、福井全中の速報です。私は、様々なスポーツ選手のこれまでの歩みや人となりを知るのがとても好きです。ニュースや新聞などで選手の言葉や振る舞いを見て、一瞬でファンになってしまうこともあります。チームの軌跡や関わってきた人々など、選手を支えている人々とのつながりからも感じることがたくさんあります。
先日、中学生の皆さんの九州大会やわくわく練習会の感想を読みました。同じ場所にいても、感じ方や物事を見る視点は様々、表現の仕方も様々だと感じます。パリオリンピックに関わる報道で、敗れてしまった選手やチームのことを批判し、中傷することでしか、思いを表現できない人たちがいることを知りました。ネット上での誹謗中傷の問題は繰り返されています。なぜ、そのような行動をとってしまうのか、自分が発信することによる影響や相手の気持ちを想像する力が欠如していることも原因の1つではないかと考えます。
中学生の皆さんには、全ての教科をしっかりと勉強することを通して、視野を広げ、物事を自分で考える力を付けてほしいと思います。様々な角度から見たり、考えたりする力が付くと、未来や相手のことを想像する力も身に付くと考えるからです。言葉を正しく理解する力、情報を収集する力、筋道立てて考える力、全体と部分を捉える力が、何かを感じとる力、感動する力につながります。体験したこと、見たこと、聞いたことから、より多くのことが吸収できるようになるはずです。
陸上競技を通して成長したい、人間性を高めたい、応援されたい、そう思うのであれば、中学生の本分である勉強に力を注ぐことも大切にしてください。そろそろ夏休みも終わりますが、丁寧に課題に取り組むことも、自分の土台づくりです。賢くなれば、冷静に物事を見つめることができるようになり、人のせいにしたり、自分を責めたりすることも少なくなると思います。
最後に57歳のプロサッカー選手の三浦知良(みうらかずよし)さんの言葉です。『学ばない者は人のせいにする。自分に何が足りないかを考えないから。学びつつある者は自分のせいにする。自分に何が足りないかを知っているから。学ぶことを知っている者は誰のせいにもしない。常に学び続ける人でいたい。』【宮崎西中:大坪】
全中日記➂
雨がパラパラと・・・。気になるほどではありませんが、台風の影響がここ福井県にも出ているようです。とにかく風が強い!
さて、前日練習の様子です。明日は男子200m、男子800m、女子800mに出場します。
福井でも宮崎県選抜のTシャツは目立ちます。
福井県営陸上競技場は「9.98スタジアム」と言われます。陸上競技にかかわるみなさんでしたらなぜだかわかりますよね?
練習を終えて、昼食や記念Tシャツを購入してリラックスする選手たちです。
全中日記➁
田原先生、日高先生、矢野先生が、場所取り(宮崎県陣地)のため、今朝は6時から始動!ありがとうございます!!
全中日記➀
全国中学校体育大会陸上競技 in 福井、現地より今年も選手の熱い戦いを報告します。
昨日、宮崎から福井・・・、ではなく、宿舎のあるお隣の石川県に向けて第1陣が出発!
飛行機にわくわく!?伊丹空港へ到着しました。
バスに乗り換え、高速自動車道で石川県小松市を目指します。途中、サービスエリアで昼食休憩
ようやくホテルへ到着・・・、長旅は疲れますね。
イチロー選手に学ぶ
実は小さい頃は野球部に入りたかった信時です。今年も夏の甲子園、熱い戦いが続いていますね。残念ながら宮崎商業は初戦で敗退しましたが、宮崎代表として全力を尽くして戦ってくれたと思います。
さて、皆さんは開会式の選手宣誓を見たでしょうか。立派な宣誓の中で【努力したとしても報われるとは限らない。しかし、努力しなければ報われることはない。】という言葉がありました。これは、あの有名なイチロー選手の言葉だそうです。
“努力しなければ報われることはない”=“行動しなければまず結果にはつながらない”ということですね。あれだけすごい結果を残している人の言葉、重みを感じます。
また、イチロー選手は【結果が出ない時、どういう自分でいられるか。決して諦めない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。】ということも言われていたそうです。
実際、人生うまくいかない時の方が多いです。そこでいかに焦らず腐らず、自分と真摯に向き合えるか。難しいけど、それこそが自分の可能性を広げる一歩かもしれませんね。【西小林中:信時】
受領は倒るる所に土を掴め
どういう意味だかわかりますか?受領は失敗しても空手で帰るな。転んでもただでは起きない。要するに、失敗をただの失敗で終わらせない。そこから何かを得ないといけないと言うことです。
陸上はもちろんですが、様々なことにチャレンジするとその分失敗することが多いと思います。大事なのはそこから何を得るのか、その失敗を自分の成長にどう繋げるのかです。
総合大会で思うような結果が出せなかった人は何がいけなかったのかどうすれば秋季大会で納得できるパフォーマンスができるにはどうすればよいか考えてみましょう。
1学期のテストや通知表で思うような評価ではなかった人はこの夏どうすればよいのか考えてみましょう。同じ失敗を繰り返さないように一つの失敗から得られるだけたくさんのことを学べるといいですね。【日向中:河原】
九州は1つ!
2年振りの九州大会は充実していました。やっぱり中学生の躍動する姿には感動を覚えますし、元気がもらえます。本当にいいなぁと思いますし、嬉しくなります。今年もチーム宮崎を結成し、九州大会を戦ったわけですが、正直想像以上の戦いをしてくれた選手も多かったです。ランキングは、『良くも悪くも当てにならない』とは、まさにこのことですね…。
九州大会って、各種目16名(チーム)しか参加しませんので、1/2の確率で決勝に進むことができます(実際は確率の問題ではありませんが…)。大会前のランキングで、ベスト8に入ってもいない選手が決勝に残り、さらには入賞(九州大会では6位)するというシーンが見られました。その逆があったことも然りですが…。中学生の可能性って本当に分からないな~と何年やっていても思いますし、今回もまたその思いを再確認できる大会になりました。
大会前に、上位大会で何かを残すには「自己ベスト」を出すことの重要性を説きましたが、参加した選手のみなさんはどうだったでしょうか。「自己ベスト」を更新できた人(チーム)は、自分自身に及第点をあげてもよいのではないかと思います。恐らくですが、自己ベストを更新できていれば、何かしらの結果がついてきていることないですか?ま、そんなものなんですよね。間もなく、福井全中ですが、九州大会でうまくいかなかった人は、さらに大舞台の全国の場で「自己ベスト」の更新を目指して戦ってみましょう。応援しています。
さて、今回他県を圧倒していたのが、伝統の「チーム宮崎応援」です。いやぁ~、素晴らしかったです。来年は、応援団ツアーも企画するのもありだと思いました。応援しながらも、九州レベルのレースを観戦することもできますからね。2日目後半、男子800mの決勝では、鹿児島県の応援を指示しました(トランシーバーでコントロール)。多分、、、子ども達は、何で突然鹿児島の応援だったの?で終わっている人達もいるかと思います(笑)。
先述したことにも関連しますが、九州大会は、基本宮崎県の選手がレースに出ています。もちろん予選は、2(ふた)組とも選手がいます。決勝もだいたい1人(チーム)は残っていますので、当然”宮崎の応援”をします。男子800m決勝には、有衛君(飫肥中)が残っていましたが、欠場することになり…。宮崎県選手はゼロに。そこで、2名がレースに出ていた鹿児島県チームを応援する指示を出すに至りました。
昨年の愛媛全中男子4×100mR決勝、鹿児島県選手団が本県代表西中学校の応援を盛大にしてくれました。『感動しました!』このような光景は、他競技では絶対にあり得ないことだと思います。今回のような、九州大会の応援もそうです。本校の木下校長が、諫早に少し来られ…。そこで、あの応援の場面を見て「凄いと思った。感動した。」と言われていました。単なる個人競技と思われがちの陸上競技ですが、そうではないのですよね…。ある意味独特の競技です。でも、そこに心が動きますよね。本当によい競技です。話を戻しますが、そのお返しというか何と言うか…。鹿児島の応援をして感謝の気持ちを少しでも伝えられたらな~と思った場面でしたね。
『九州は1つ!』切磋琢磨しながら、全国の強豪県(都会県)と戦えるように、力をつけていけるといいなぁと思う九州大会になりました。先月末の、わくわく練習会(in加納中)でも話をしました。1、2年生については、来年の鹿児島大会(九州大会)に向けてスタートを切っています。今、学校閉庁日に入り、どの学校も自主練習期間に入っているのではないかと思います。こういう時の過ごし方がとても大事ですよね。”思いの強さ”が行動の差となって表れます。”本物”になっていく選手が、増えていくことを期待しています。
最後に…。せっかく九州大会に選手として出場できたからこその思いをしっかりと語ってほしかったなぁと思ったりしています。このブログ「風の色」でも紹介があったように、色んな考えや思いを拝見できて嬉しく思ったのですが、一方で提出ができていない人も少なくありませんでした【提出率44%】。こういったことがきちっとできてこそ、真の代表選手と呼ばれるのではないでしょうかね…。【専門委員長:田原】