教え子からの年賀状も楽しみの一つ。「だいぶ独身を謳歌しましたが、ようやく落ち着きました」と結婚の報告も。新年早々、嬉しい知らせとなりました。
さて、年賀状を見ていると、「新春」「初春」「迎春」といった言葉が使われています。1年のうちでも日が短い時期で、気温も低く、これからが冬本番という厳しい寒さの季節です。元日に春?と思ってしまいます。それなのに「春」の字が使われるのは旧暦に関係があるようです。
旧暦の元旦は、今の(新暦)元旦よりも後ろで、例えば、1564(元禄7)年の元旦は、新暦の2月23日にあたります。このころなら、気温はまだ低くても、寒さの峠はこえていて「新春」といった言葉も実感されたのでしょうね。