よく練習中に、先生方から「声をもっと出そう!」「元気を出していこう!」と言われることはありませんか?

私は先日、宮崎にキャンプにきているプロのサッカーチームを見に行きました。2チームを見に行ったのですが、どちらのチームにも共通していることは練習中や試合中、よく声を出し、コミュニケーションをとっていること。一人一人が自分や仲間を鼓舞する姿がありました。プロのサッカー選手でさえもしっかり声を出している。いや、プロだからこそ声を出して、自分の競技と向き合っているのではないかと感じました。

中学生の皆さんは声を出すのを恥ずかしいと思っている人が多いかもしれません。実際に練習会や合宿等に参加したときや、自チームの練習でも「最近はあんまり元気がないな〜」と感じることもあります。やはり強い選手は挨拶や返事、意思表示がしっかりとしていて元気が良いです。ぜひ、練習だけでなく学校生活でもしっかりと声を出して自分自身を盛り上げていってほしいなと思います。陸上ではなく他の競技を見たことで感じたことを皆さんにも伝えたいと思い、今日ここに書いています。次の練習会等が活気あふれるものになることを期待しています。【門川中:吉原】

26日に県女子駅伝が行われました。参加した選手の皆さんお疲れ様でした。加久藤中の生徒も1名、國丸先生からお誘いいただき、西諸連合チームで出場しました。出発前はチームから1人で参加することがとても不安な様子でしたが、次の日の陸上ノートには「楽しんで走れた、色々なことを勉強できた」と前向きな言葉が綴られていました。また、「國丸先生の言葉が刺さりました。それは、声を出すから元気が出る、という言葉です。」と自分なりにその言葉から自分やチームの現状について考えたようでした。今回の大会に参加しなければできなかった学びです。やるか、やらないか、人生には、数え切れない選択の場面があります。これからの選択の積み重ねが未来の自分を作りあげます。より良い未来にするための選択をし続ければきっと成長した自分が未来にいます。迷った時には、ちょっと大変そうな方を選んでみてください。やって後悔はしないはずです。

矢野先生や田原先生が書かれていた年賀状のこと、私もブログで紹介しようと思っていましたが、本当に嬉しいものです。もっと私も指導を頑張らなくては、と新年早々に逆にやる気を貰いました。ありがとうございました☺︎ 陸上の指導で出会えたご縁、心から感謝です。【加久藤中:上別府】

最近、非常に暖かい日が続いています。しかし、例年、この入試の日は寒くなります。どうしてでしょうね。そう、明日から県内にある私立高校の入試がいよいよ始まります。3年生はこの日のために、部活動と並行しながら、学習に一生懸命に取り組んできました。1・2年生のみなさんも、あと2年後、1年後です。毎日の継続した取り組みは言うまでもありませんね。さぁ、3年生、自分の力を信じて頑張ろう!

昨日、今年は会場を旭ヶ丘から木花(屋内走路)に移してスプリント練習会を開催しました。当初の予定よりも参加人数が減ったこともあり、今年は終日一斉指導で行いました。佐藤先生(久峰中)の非常に丁寧で、かつ分かりやすい指導で充実した1日を過ごすことができました。兵庫県の吉良先生から学ばれたきた軸作りを意識したドリルや佐藤先生オリジナルのメニューに参加者のみなさんはみっちりと取り組むことができました。

とにかく言われていたことは、知識、知識、知識…。知識が大事である。トレーニングには意味がある。学校に持ち帰り、どれだけ意識して継続した取り組みができるかが大事。このようなことを1日を通しておっしゃられていました。”流し1本”しかも50mの流し1本でも頭を使いながら、丁寧に走ると…。全然違いましたよね?普段の練習を大事にしていきましょう。

ところで、閉講式で時間をもらいましたので、一昨日話題にしたことを少しだけ語ってみました。参加者の中には、昨日の練習会の段階で前夜にあがったブログ、ここ「風の色」をチェックしている人達が数名いました。

私は尋ねました。「この正月学級担任の先生に年賀状を出した人?」どのくらいの手が挙がったでしょう…。手を挙げたのは1名のみでした。まぁでも、そうだろうなぁと思いつつも、このままじゃいけないなと思いましたね。小林中学校の小河内くんでした。さすがだと思いました。

閉講式後に私は声をかけました。「凄いね、さすがだわ」小河内くん「ありがとうございます」私「何で書いたの?親が声かけてくれた?」小河内くん「いえ、小学校の時から友達と書こうって話して書いています」こんなやりとりができました。彼はハードルを専門にしていますが、絶対標準記録を突破してほしいと思いましたし、応援したい気持ちがぐっと高まりました。四種にも挑戦するのかな?とにかく頑張ってほしいです。

さらに私は尋ねます。「ちなみに顧問の國丸先生にも書いた?」と。すると「はい」と。周囲にいた仲間も、やばい、出していないって感じの反応をしていました(笑)。

結局です、私は閉講式の中でも話しましたが、今やこんなことができて当たり前ではなく、できなくても普通なのです。できないからダメ人間ではない。でも…、できる人間は、確実に他より素晴らしい、そして、様々な場所で生きていける可能性を広げる。こんな話をしました。

いち教育者として、せっかく出会った子ども達を、できるだけ立派な人間に育てていけたらなぁと私は思って生活しています。最後に、我が部員が日誌に書いてきたものと教え子から届いた年賀状を少し紹介します。(ちなみに右側のハガキは他の学校の生徒です)【三股中:田原】

令和7年もスタートして、3週間が過ぎようとしています。都道府県駅伝など全国レベルの大会が開催されています。ところで、みなさんは今年の九州、全国大会がいつどこで行われるかは分かっていますよね。では、みなさんそれに向かっての準備をどれだけ行っていますか!?当然、目標設定シートなどつくっていますよね?もし、つくっていなければ早期につくるべきだと思います。

本校では、次のような目標設定シートを作成しています。ただ、書けばよいものではなく、定期的に見直しをしていかなければ、自分の力にはなっていかないと思います。生徒が作成したものを一部載せておきます。参考にしてみてください。

一部しか載せることができませんでしたが、このようなものを作成していると今、自分が目標に向けてどんな位置にいるのか、どうしていけばよいのかなど、様々な角度から見ることができるのではないでしょうか。時間はあっという間に過ぎていきます。時間は有限です。自分が目指す大会で、目指す記録が出せる準備を今からしておきましょう。結果=準備力だといつも考えています。

目指せ!  鹿児島 九州!  沖縄 全中!  滋賀 全中駅伝!【小林中:國丸】

正月明けに、色々な先生方から私に連絡があります。内容は、言葉は、それぞれですが、今日の投稿を見ていけば、その中身は想像できるのではないかと思います。そんな中で、矢野先生(串間中)からはこんな質問でした。「先生、三股中の生徒から年賀状が届いていまして…。ビックリしました。部活動の時間に年賀状を書いたりされたのですか」と、こんな質問です。私は答えます。「いやいやそんなことはしないよ。生徒それぞれの判断で書いたのだと思う。でも、少し話はしたね。」と。話…。

コロナ前はです、宮崎中学陸上界では、他校の先生方に生徒が年賀状を出す空気感が作れていました。特に、県のトップにいた生徒は、かつて行われていた九州ブロック合宿の時に話をしていましたので、そういう力が身に付いていました。事情で書くことができない時には、寒中見舞いを出す人もいました。中学生でです。立派だと思いませんか?

こんな話をすると必ず出るワード。「書こうと思ったのですが、住所が分かりませんでした。」そりゃそうですよね。住所を知っているはずがない。ではどうすればいいのか?住所が分からなかったは、言い訳に過ぎないのです。学校に出せばいいのです。そんな流れができあがっていたのですが、コロナ禍で…。合宿がない、合同練習がない…。なかなか交流する場がもてませんでしたので、おのずと無くなってしまっていました。

三股中の部員たちも返信をいただいて、とっても喜んでいました。本当に出してよかったと励みになっていました。先生方ありがとうございました。でも、実はこのやり取りは、これで終わりではないのですよね。今後の大会や練習会での、関わり方が劇的に変わっていきます。生徒からすれば、より気にかけてもらえるようになるでしょうし、声をかけてもらえるようになります。

MTでは、出しなさいとは話していませんので、ヒントを得た部員は考えて動いたということになります。やはり、人間ですからね…。ハガキや手紙ってもらえたら嬉しいですよね。我が部員達から年賀状をもらった先生方も喜んでおられました。初めて、他校の生徒から年賀状をもらったという先生もおられました。大人でも嬉しいものです。

このようなやり取りが、復活していくと、またチーム宮崎としても深まりで出ていくのではないかなと思ったりします。その当時は、今ほど合同練習会はありませんでした。それでも、そういう空気感ができていたのですから…。

私自身、小学生の頃、親から「先生に年賀状の1枚くらい書いたのか?」とよく言われていました。そんな事もあり、今の自分があります。かれこれ30年以上、中学校の時の恩師とやり取りが続いています。県外にもたくさん視察に行きましたが、そこで知り合った先生方とも繋がりが続いています。今やハガキも85円。正直高いなぁと思います(私が小学校の時は40円程度。約②倍ですものね…)。

それでも、年に一度の礼を尽くすべき人には出すべきだと思いますし、85円では買うことのできない、何かを残していけるのではと思っています。ピーク時に比べると、かなり書く枚数は減りましたが、なんかいいよなあと思って続けています。時代の流れで、新年の挨拶もメッセージで済ませたりと簡素化されている感はあります。しかし、時代をこえて継承されるべき大事な文化の1つではないかと私は考えています。

大切なことは私達大人が教えていかなければならない、そのように私は思っています。今年も歴代の主将達を中心に、教え子達からたくさんのハガキが届きました。その中には、高校生になった今も、ここ「風の色」にきて勉強をしていますとの報告も。是非続けていってもらいたいとのメッセージもありました。

本物の人間性、人間力を手に入れて、どんどん輝いている教え子達から逆に力をもらえたりしますよね。たかがハガキ1枚なのです。しかしです、されどハガキ1枚。今日の学級通信も同様のネタで語りましたので、こちらにも呟いてみたところでした。あ、広島は、、、。6区のラスト500m付近でした。見つけてくださった方々ありがとうございました(笑)。昨日あがっていたスポットは、男子3区の中継直前のしゃもじ型ロータリーの所でした~。【三股中:田原】

前回の写真、誰だかわかりましたか?

正解は、専門委員長の田原先生でした!

ところで、みなさんはテレビ中継を見たでしょうか。

応援に駆け付けた写真の先生方が、2区と6区の区間内で中継に映っていましたね。特に6区は、はっきりと映っていました!

気づきましたか?

さて、右の撮影場所はどこだかわかりますか?テレビをじっくり見ていた人は、あの場所だ!と分るでしょうね。

2025年がスタートしました。今年は何と言っても2025東京世界陸上が開催します!ワクワクする1年になりそうですね。年明けからは駅伝大会が毎週のように開催されています。チーム宮崎の活躍が楽しみですね。

タイトルに書きましたが、年明けにほっこり嬉しくなる出来事がありました。年末年始の休み明けに学校に行くと、「矢野先生、年賀状が届いていますよ~。」と事務室の先生から3通の年賀状をいただきました。1枚は、以前から関わりの深かった方から。そして2通は他校のハードルブロックの練習会でよく練習会に参加してくれていた生徒さんからでした。これまでも自分の勤務校の生徒や卒業生から年賀状をいただくことはありましたが、他校の生徒から年賀状をもらったのは初めてで、驚くと同時に生徒との「つながり」を感じられてとても嬉しい気持ちになりました。周りにいた先生方からも「そういうことができる中学生がいるんですね!」と関心の声があがっていました。年賀状そのものが無くなろうとしている昨今ですが、人と人とのつながりや相手を思う心は本当に大切ですね。

年賀状には練習会でのお礼と2025年シーズンへの心強い決意表明が書かれていました。書かれていた目標が達成されることを心より願っています。【串間中:矢野】

昨日、男子駅伝が終わりました。宮崎県チームは1区の飯田選手(小林高)が区間12位といい流れを作ってくれて、それ以降も安定した走りができ、16位でゴールすることができました。総合タイムは2時間19分56秒で、県最高記録を更新をすることができました。2区を走った竹田くん(三股)は8分57秒の区間36位、6区を走った渡辺くん(大淀)は9分04秒の区間26位でした。本人たちはもう少し良いタイムを狙っており、結果には満足していない様子でしたが、力は十分に発揮できたと思います。中学生区間は3キロと短いし、力が拮抗していますので、5秒の違いで区間順位が10番くらい変わってきます。今後は、常にこの差にこだわることで力が付いてくると思います。

終わりのミーティングで九嶋選手(高原中→小林高→東洋大→安川電機)が「9年前、自分が6区を走った時は区間43位だった。悔しい思いをし、そこからもう一度この駅伝を走りたいという思いがあったからここまで競技を続けることができた。中学生にもそういう気持ちで頑張ってほしい」とありがたい言葉を頂きました。

今回補欠に回った秋月くん(大淀)は2年生ですので、まだ来年があります。今回の経験を来年にいかして宮崎県の男子長距離を引っ張ってほしいと思います。

そして、我々スタッフも宮崎県の強化として練習会や合宿の実施を考えていきます。2027年、国スポの年に確実に入賞ができるチームにしたいと考えています。そのためにも3000mで全中参加標準記録の突破は最低条件です。チーム宮崎としてみんなで頑張っていきましょう。【飫肥中:溝口】

都道府県対抗駅伝の応援に広島へ向かっているときのことです。

右の写真を見てください。

エスカレータではなく、階段を歩く、ある先生の姿が・・・。さすが意識の高い人は違います!

何事も楽な方ばかりを選択してはいけませんね。

ところでこの写真、誰だかわかりますか?

【大淀中:河野】