「うわ。これ、まずっ。」「これ、美味しくないよねー。」とても残念な言葉です。作ってくれる人のことを考えれば、このような発言は軽率にするべきでないことは当然わかると思います。
更に残念なことがあります。それは、その言葉に対して「そんなことを言ったらいかんやろ。」と注意する言葉よりも、「だよねー。」「わかるー。」などの同調や共感している言葉が多く聞こえてくることです。
一番いけないのは当然発言している人です。しかし、それを正してあげる仲間が少数であること、それを間違っていると思わない雰囲気がその集団にあることは一番の課題だと思います。全体の質の低下から生まれた状況なのかもしれません。
部活動の練習時、みなさんはどうでしょう。練習メニューに対しての反応。「うわー。しんどいてー」「嫌だ―」 このような言葉が出ていませんか。その言葉に対して周りの反応はどうでしょう。発言する人間の課題かもしれません。しかし、それを言える雰囲気や状況がそこにあるとすればチームの質はどうだと思いますか?
冬季は来シーズンに向けて、体力を高める時期。当然苦しいメニューは増えることと思います。だからこそ、チームの質は練習の効果に大きく影響すると思います。改めて、自身の姿、チームの状況に目を向けてみませんか。【西小林中:信時】