1日目は雨が降りましたが、せっかくの機会ですので午後はマットを出すつもりで、午前中はドリルを中心に行いました。ドリルは、踏切のドリルを徹底して行いました。

助走に始まり、踏切、空中、クリアランスと一連の流れの中で最も大事にして欲しいところが踏切だと私は考えます。それと同じくらい助走も大事なのですが…。海外の選手を見ると空中姿勢がバラバラなのにも関わらず、ものすごい高さを跳ぶ選手がちらほらいます。それは空中姿勢に入るまでの完璧な助走と踏切があるからなのだろうと思っています。

そこで、今回も踏切のドリルを徹底して行ったのですが、やはりとても繊細な動きだなぁと改めて思いました。もしかすると、やっている動きがどのような意味を持つのか分からない人もいたのではないでしょうか?自分の実際の跳躍と噛み合わない部分もまだたくさんあると思います。ですが、やっていくうちに少しずつ理解ができるようになります。今は分からなくてもこれからたくさんの跳躍を重ねてどんどん新しい発見をしてもらえればいいなと思います。

また、冬の期間も週に1回は跳躍練習をして、今シーズンで得た感覚を忘れることがないようにしてもらいたいなと思います。2日間ありがとうございました!【祝吉中:川越】

あいにくの雨で、午前中は室内でミーティング、柔軟、体作り運動、体幹トレーニングを行いました。午後は、ドリル、クロスカントリーコース(8km.6km.4km)をチームに分けて走りました。

昨年からこの練習会に参加させていただき、気づいたことが1つあります。それは、長距離ブロックは、あまり覇気がないなぁ~と・・・。しかし、体つくり運動では元気に声を出したり、楽しんだりする姿がありました。ここで私の中に矛盾が生じます。あいさつや反応面では『あまり覇気』を感じないのに、活動になると元気に動けたり楽しんだりすることができる。つまり、心の中で『できる自分』と『やらない自分』の2つの自分がいるのではないかという結論に至りました。

『できる力はあるのに…』という事はすごくもったいないと私は思います。どの選手もこの時期、来年に向けた目標設定をしていると思います。『できるけどやらない人』から脱出して新しい自分を構築していきましょう!では、そのためにはどうすればいいのか…。それをこの冬に考えてみるといいですね。【本郷中:川内】

土曜日のわくわく練習会、日曜日まで行われた選抜練習会お疲れ様でした。私は土曜日のわくわく練習会、男子短距離を担当しました。土曜日は、あいにくの雨で、私は少しだけ気持ちが暗くなっていました。ですが、その気持ちは一瞬でなくなりました。わくわく練習会に集まった皆さんの「練習を頑張るぞ」という気持ちが表情に現れていたからです。わくわくした表情、まさにわくわく練習会です。

まずはスプリントでは絶対に押さえておきたい、姿勢やつま先の向き、支持脚のポイント、膝下の位置を確認しました。皆さんは覚えてますよね!もし自信のない人は、配付したプリントで何度も確認しましょう!

動的柔軟、ハードルドリル、変形ダッシュ、メディシン走など、冬季練習で押さえておきたい練習メニューを確認しました。皆さんの冬季練習のヒントになれば嬉しいです。ぜひ頑張ってください。1日練習を行なっていく中で、1番印象に残っているのは、練習最後のメディシン走と終了後のミニミーティングでした。
時間がなく、メディシン走の本数を減らした時、多くの人が、本数が減ったことに、「えぇ〜〜っ!」と残念そうな声を出しました。その後のミニミーティング。選抜練習会の話になり、わくわく練習会に参加している全員が、来年は上位入賞して、選抜練習会に参加したい!といっていました。
もっと練習したいという姿勢、来年は先発組に!という負けない気持ち。
皆さんの様子を見て、来シーズンの皆さんの成長を想像し、私が「わくわく」しています。

冬季は辛い練習も多いですが、明確な目標を立て、来シーズンの自分を想像し、「わくわく」しながら冬季練習を乗り切ってください。応援しています。【久峰中:佐藤】