2日前でしたかね?松濱先生が給食を話題にしていました。本校でも今、給食委員会Ⅱ期の目標「しっかり食べて体力をつけよう」の取り組みとして、残食調査を行っています。現在、3週目に入っていますが、100%食べきる学級の方が少ない感じですね。

時間が足りなくて残すのか…。暑くて食欲がなくて残すのか…。いずれにせよ”もったいない”ですよね。そして一番あってはならないのが、好き嫌いによる残食ではないでしょうか。『食べ物の好き嫌いをする人(選手)は、練習メニューにも好き嫌いが出る』とはよく聞く話です。長らく選手を見てきましたが、あながち間違っていないようにも思います。食べ物に好き嫌いがある人は、克服する努力をすべきだと思います。自宅での食事よりも、給食を利用して克服していくことが近道かもしれませんね。

好きなものばかり食べる…。好きなトレーニングだけ張り切って行う…。バランスが悪くなるのは言うまでもありません。強くなる、結果を出すためには、やはりバランスが大事じゃないでしょうか。自分自身を振り返ってみてはどうでしょう。あ、そうです。好き嫌いに関しては、色んな書物が出されていますが、しっかり食べないと脳の発達にも影響があるようです。感情のコントロールができなくてキレやすくなったり、学習の習得にも弊害が出たり…。成長期のみなさんにとって大切な給食だとは思いませんか?【三股中:田原】

いきなりですが、勉強は好きですか?

以前、鉄工所で2週間の社会体験研修を行ったことがあります。その際、ある若手社員の方と話をする機会がありました。その方がこんな話をしていました。「先生、中学生の頃にもっと勉強をしておけばよかった」と・・・。「どうして?」と聞いてみると、「働きはじめたら、もう勉強することはないと思っていた数学が・・・。」「仕事の中で出てくるんですよ!」と。

詳しく聞けば、作業をする際に、比例式を使ったり、15°の角度をつくったりと、中学校の数学で学習する知識を使うらしいのです。そして、最後に、「先生、学校に帰ってから、今のうちにしっかりと勉強するよう生徒さんに伝えてくださいね。」と・・・。

この若手社員の方は、先輩方の指導を仰ぎながら猛勉強していました。嬉しかったですね。勉強を始めるのに遅いことはない、でも、今という時期を一生懸命に勉強してほしい!と子どもたちにエールをおくってくれたこと。

勉強は何のためにするのでしょうか。だれのためでもない・・・、そう、自分のために!

最近、学校で気になることが・・・、給食のことです。もちろん学級によって差はありますが、残食があまりにも多い・・・。悲しくなりますね。

以前、「食育」に関する研修の中で、こんなお話がありました。「食べたいと言って買ったパンですが、半分食べたところで、『おいしくない』と言って捨ててしまった。それを見て、あなたは何と言いますか?」という内容です。迷うことなく、「もったいない!」と私だったら言いますが・・・。ところで、もったいないとは?国語辞典には、「粗末に扱われて惜しい、有効に生かされず残念だ」と書いてあります。

さて、「もったいない」・・・、この言葉を使ってきた私たちの感覚としては、「ものを大切にする」ということ以上の心がこめられているような気がします。それは感謝の心ではないでしょうか。今日、パンを食べられることに感謝するのです。でも、そのパンを半分捨ててしまう・・・、申し訳ないと感じる。これが「もったいない」ではないでしょうか。

「もったいない」、これからも大切にしたい言葉です。

新潟県で行われた陸上のU20日本選手権で、110mHに出場した宮崎西高1年の髙城選手。決勝では終盤に競り勝ち、13秒52で見事優勝を果たしました。決勝で競い合った相手は大学生で、インターハイチャンピオンという輝かしい成績を残した選手でした。

昨年度の全中で見事優勝!その後も様々な記録を更新しています。今後の更なる活躍を期待したいですね。