練習会に参加してくれた皆さん、暑い中お疲れ様でした。今回の練習会では、4つのブロックを体験してもらいました。私は跳躍ブロックの走り幅跳びを担当しました。この練習会を担当するにあたって、どうしたら、跳躍を体験する人たちに「楽しい!」「やってみたい!」と思ってもらえるか、高跳び担当の長田先生(大宮中)と何度も打ち合わせをしました。そこで、私たちが考えたテーマが「跳ぶって楽しい!」です。せっかくの体験の機会、細々としたドリルをやるよりも、実践的に跳んでみたほうが楽しめるんじゃないだろうかという答えに辿り着きました。

このテーマが達成できたかどうかは、みなさんのアンケートを読んでみたいと思います。 走り幅跳びでは、ロイター板を置いて短助走(7歩助走)で高く、遠くに跳ぶ!を目指しました。最後に記録会を入れたのもあって、白熱した様子も見られました。たった7歩なのに助走を上手くあわせられない、着地がうまくいかないなど、走り幅跳びは、走って跳ぶという単純な種目に見えて、実は色々な技術が必要だということもわかってもらえたら嬉しいです。最後にプリントを渡して話をしましたが、宮崎県中学男子の走り幅跳びの記録は、1977年の記録なので46年間破られていません。今、走り幅跳を専門で行っている人はもちろんですが、今回練習会に参加して興味をもってくれた人の中からこの記録を破る人が現れてくれたら嬉しいです。また機会があれば、跳躍ブロックの練習に参加してみてください!【生目中:北林】

九州、全国メンバーのチーム宮崎結団ミーティングと並行して、第5回目のタレント発掘クリニックを開催しました。今回の会場は加納中学校でしたが、大変有意義な時間が流れました。陸上競技場でなければならない!そんなことはないのですね…。「熱」があれば、素晴らしい時間が共有できることが、今回の練習会を通して実感できました。開講式で、ここにいる1、2年生は次年度に向けての戦いのスタートだという話しをさせてもらいました。来年の九州大会の開催県を知っていたのは…、ほんっっっっの一握りでした。でしたので、長崎県!これをしっかりを頭にたたき込ませてスタートをしました。今回は、1、2年生が主体の練習会が予想されましたので、これまた思いつきではありましたが、短距離、長距離大きく2つに分けて、さらに短距離については、4コースをローテーで回してみよう企画をしました。短距離、ハードル、跳躍、投擲の4つです。浅く広くというイメージにはなりますが、様々な種目に触れるということは非常によい体験になったようです。あわせて楽しかったという声がたくさん聞かれました。1、2年生だけでなく3年生も参加していました。その3年生もとても楽しかったと声を弾ませていました。子ども達の可能性は無限大です。自分が思ってもいないところに、可能性が見いだされることも少なくありません。県全体で強化していく策をもっともっと練っていきたいと思います。いや、練っていかねばなりません。今夏、全国大会の標準記録突破者は8人にとどまりました…。国体開催イヤーとは言え、隣の鹿児島県は28人…。勢いが違います。4年後宮崎国スポやってきます。やってきますが、同じような数字があがっているのでしょうか…。心配になります。もう4年しかありません。計画的な強化策が必要不可欠です。できるだけ早く、第6回目を企画したいと思います。有り難いことに、そんな声もあがっています。あ、そうです。今回は、行政からも視察に来ていただきました。陸上競技って、球技やラケット競技等と違い、小さい頃から競技を行っている人が有利であるとか、今ちからのある人が順調にいくかというと、なかなかそういう競技でもありません。底辺拡大することで、いつどこで誰がタレント選手になるか分かりません。4年しか有りませんが、私達にできる事を精一杯行っていきたいと改めて思った次第です。そうです、閉講式の最後には、九州、全国大会に出場する宮崎県選手団のみんなに、練習会に参加したメンバーからエールを送るという場面も設定しました。とてもよい、1日になりました。それにしても、加納中学校って素晴らしい施設ですね。参加した誰もが思ったことでしょう。大変お世話になりました。会場を提供してくださった加納中学校様、ありがとうございました。【専門委員長:三股中 田原】