「ラグザス侍ジャパンシリーズ2025日本VS韓国」に向け、野球日本代表「侍ジャパン」トップチームが強化合宿を宮崎市で行っていました。来年の春はいよいよWBC!みなさんは野球に興味がありますか?

さて、ミスタージャイアンツといえば、プロ野球元巨人軍監督の長嶋茂雄さん。名前を聞いたことはありますよね?現役時代は王選手(現ソフトバンク会長)と並んで、巨人軍の黄金時代を築いた立て役者でした。長嶋さんの現役時代の活躍は、なんといっても流れるような守備の美しさ、チャンスに強いバッテイング、そしてホームランを打ちながらベースを踏み忘れた「幻のホームラン」など、まぁ話題にはことかかないスタープレーヤーでした。

この長嶋さんは、野球の天才なのでしょうか?もちろん、本当に野球の天才だったかもしれません。入団5年目、初めて打率が3割を割ったとき、一人で箱根の山にこもり、40日間の特訓をしたそうです。翌年はその努力が実を結び、打率は3割4分1厘という好成績を残し、日本シリーズではMVPに輝いたのです。人一倍の努力家だったようです。

しかし、長嶋さんのすごいのはその後です。普通の人なら「俺は40日間頑張ったぞ!」と、人に言ったりしますが、長嶋さんは「そんなことは決して人に言うことでも見せることでもない。われわれは表のいい面、いわゆるひとつの格好よさだけ見せればいいんです」と後に語っています。

さらに息子の一茂さんがプロ野球の選手になったとき、「努力だとか精神なんてものは、プロの世界ではあたりまえのことであって、間違っても色紙などに”努力”だとか、そういうことを書いちゃいかん」と一茂さんに言ったそうです。「な~んだ、そんな話か。努力しても、できないときはどうせできないんだ!」と思うかもしれません。
確かにそうです。どんなに努力しても、結果が出せないときはあります。しかし、努力せずにどうせできないんだとあきらめてしまうことの方が恥ずかしい!無我夢中でひとつのものごとに取り組む、そこで、本当の力が生まれてくると思いますね。

あっ、そうそう、ダイエットを宣言(?)した佐藤先生!長嶋さんの言葉を胸に、さぁ、実現しよう!!

ある時、山火事が起きました。火はどんどん広がり、燃えさかる勢いは止まるどころか、さらに激しくなっています。森の住人たちは、つぎつぎと避難していますが、中には火や煙に巻かれて、命をおとすことさえありました。そこに、一羽の小鳥が山火事に立ち向かって行きました。

自ら小さな体を湖に浸け、そのまま森に戻り、体や羽についた水をぱたぱたと落としました。ほんのわずかの水です。かすかにジジッと音がしたようですが、火の勢いは止まりません。しかし、その小鳥は何度も何度も自らの体を使って、ささやかな消火活動にいそしみました。そんな姿を見たほかの鳥たちは、その小鳥を馬鹿にして言いました。「そんなわずかな水で火が消えるわけはない」「いずれ焼け死んでしまうぞ!」

しかし、小鳥は、何度も何度も湖に飛び込んでは、燃えさかる炎に向かって行きました。しばらくすると、別の小鳥が同じように自らの体を湖に浸け、同じように火を消すべく炎に飛び込んでいきました。そして、そんな鳥が2羽、3羽、そして10羽、20羽と、どんどん増えました。端から見ると、小鳥の集団がいっせいに湖に飛び込み、自らを水でくるみ、そして炎に突進しているように見えました。

山火事は、何日かして消えましたが、自然に消えたのか、小鳥たちの努力によって消えたのかは分かりません。
いずれにせよ、森にはまた平和が戻ってきたのです。これは、山火事に小鳥が立ち向かい、その小さな体で命がけの消火活動をしたというお話です。

一羽の小鳥の行動が、多くの鳥たちの心を揺り動かし、結果的には大きなうねりとなったのです。この話を聞いて、「命知らずでお人好しな馬鹿な奴だ」と言い切れるでしょうか。確かに、世の中の人全員が、この小鳥のような行動をしなければいけない、などとは言えません。世の中には、そんな勇気ある行動をとれる人間が必要であり、またいつの世にも、そうした人たちが現れ、その人たちによってまた、人々に勇気と希望を与えてきたのです。(明日に続く)

「風の色」読者のみなさん、こんばんは!
いよいよ冬季練習の季節が近づいてきましたね。もう冬季練習に入っている学校もあるかもしれません。久峰中学校陸上部は、移行期間として、鬼ごっこやドッジボール、ミーティングをしながら、心と体をリフレッシュさせているところです。冬季練習は、寒い中の全身持久トレーニングや筋トレなど、「正直しんどいな…」と思う人も多いと思います。でも、そんな時こそ大事なのが“自分の心の機嫌を取ること”です。

冬の練習は、体を強くするための大事な時期。でも、頑張りすぎると心が疲れて、やる気がなくなってしまうこともあります。そんなときは、ちょっと立ち止まってリフレッシュする時間を作ってください。たとえば、練習が終わったあとに、家のリビングで温かい飲み物を飲みながら、「今日もよく頑張ったな」って自分に声をかける。それだけでも、気持ちがふっと軽くなります。

心理学の世界では「セルフ・コンパッション(自分への思いやり)」という考え方があります。失敗したり、うまくいかない時に「自分はダメだ」と責めるのではなく、「大丈夫、みんな通る道だよ」「今日の私はここがよかったな!」と自分に優しく声をかけることで、心の元気を取り戻せます。

また、「感謝の気持ち」を持つことも効果的です。「今日は天気が良かった」「仲間と笑えた」「練習を最後までやり切れた」「陸上ができる環境を作ってくれてありがとう」 そうした小さな“前向きな気持ち”を見つけると、脳が前向きモードに切り替わります。

冬季練習は、春や夏の活躍のための“心と体の準備期間”。だからこそ、自分を大事にしながら進んでいきましょう。寒さに負けず、自分のペースで、でも強い気持ちと継続力で、一歩ずついきましょう!!

PS:私は、辛いことやストレスが溜まったとき、白いご飯を大盛り食べることで自分の機嫌をとってきました。ですが、他の方法を見つけて、来シーズンが始まる頃には、今とは全く違う自分になりたいと思います!!私も努力します!皆さんも頑張ってください!【久峰中:佐藤】


あなたの周りにはどんな言葉が飛び交っていますか。先週、学級通信に書いた内容を紹介します。

「鉛筆で書いた文字は消しゴムで消せるが、口から出た言葉は消せない」といいますが、同じように「侮辱した人は砂に書くが、侮辱された人は鉄に銘記する」というのが、ドイツのことわざにあるそうです。

友達に変なあだ名で呼ばれたり、嫌なことを言われたりして学校に行きたくない。そんな悲しいことも・・・。言った本人は「遊びのつもりで」とか「冗談だった」、「軽い気持ちで」と言います。しかし、言われた本人は、学校にも行きたくない、生きていくのさえ嫌になってしまうほど傷つくのです。自分が言われる立場になったら、そのつらさは理解できるはずです。言った本人は海辺の砂に落書きするように言い、いつの間にか波や風が消くれるように、言ったことさえ忘れていることさえあります。しかし、侮辱された人は鉄に銘記され、鉄板に刻まれた文字のように消そうとしても簡単には消えないのです。

誰かを傷つけることもあれば、逆に誰かをHappyにさせることもあります。誰かの言葉で元気をもらえた、嬉しかった、パワーをもらえたことがある人もたくさんあることでしょう。みんなの周りが温かい言葉でいっぱいになるといいですね。【日向中:河原】

第62回九州実業団毎日駅伝が11月3日(月:祝)、佐伯中央病院陸上競技場を発着とするコースで開催されました。この大会は、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選会を兼ねたもので、三菱重工が8年ぶり3度目の優勝を果たしました。2位のクラフティアを始め上位9チームが元日の「ニューイヤー駅伝」の出場権を獲得しました。

宮崎からは旭化成が出場、ベストメンバーで臨めなかったようですが8位でフィニッシュ。今年のニューイヤー駅伝で優勝したチームがまさかの・・・。これが駅伝の難しさですね。

さて、いよいよ11月10日(月)は県中学校駅伝競走大会が山之口運動公園周回コースで開催されます。選手のみなさんの熱きレースを期待しています!

それでは、出場チームおよびエントリーリストをご覧ください。男子はこちらから  女子はこちらから

宮崎県中学校秋季陸上競技大会が無事終了しました。すべての種目で来年の佐賀九州、山口全中出場への期待がもてる結果が出たのではないでしょうか。今年以上の参加人数を楽しみにしています。

本校の選手も男女合わせて14名の少数で頑張ってくれました。その中に2年生男子選手2名の長距離選手がいます。その選手の共通点は、小学生の時はサッカー選手で陸上をやっていなく、1年生の時の県ジュニア陸上 1500m で Aくんは5分25秒、Bくんは5分42秒と速い選手ではなかったことです。相違点は、Bくんはこつこつと取り組む選手で、朝の自主練習、部活後の家でのケアを毎日続けています。毎日ですよ。Aくんは怪我も多く、ほぼ何もしていませんでした。その結果が 1年時の3000mの記録は、Bくんは9分31秒、Aくんは11分54秒でした。

2年生になってもBくんは、1500mを4分17秒、3000mを9分06秒までタイムを縮めています。Aくんはなかなかタイムを縮めることができませんでした。しかし、Aくんに変化が見られるようになってきました。練習のない日でも jog をしたり、家でも体幹を鍛えたり、ケアをするようになってきました。そうすることで800m2分10秒までタイムを伸ばしてきました。

なぜ、Aくんは急に伸びたのでしょう?本校ではミーティング等でいろいろな言葉を伝えるようにしています。その中でよく言うのが「努力は裏切る。継続は裏切らない」という言葉です。えっと思うかもしれません。努力しても自分が思うような結果が出ず、諦めてしまうことがありませんか。でも小さなことでも諦めずに続けていけば大きな成果が生み出すことがあります。この言葉を理解して、考動に移したのが今回のAくんのタイムだと思います。

皆さんの顧問の先生もミーティングでいろいろな言葉を発信していると思います。その言葉のもつ意味をどう理解して、考動(こうどう)していくかで大きくその選手の成長が変わってくると思います。

これから冬のシーズンが始まります。短距離系は来年に向けての土台づくり、長距離系はいよいよ駅伝シーズンに突入です。その中でしっかりと力を蓄え、来シーズン「チーム宮崎」が大躍進することを楽しみにしています。【小林中:國丸】

県大会お疲れ様でした!トラックシーズンが終了しましたね。男子のリレーは大会新記録がたくさんでて、来年の全中最後のリレーも楽しみですね。

さて、以前紹介した我が家の猫ですが、この距離でも威嚇することはなくなりました!いつの日か仲良く遊ぶ姿を楽しみにしておきたいと思います。

今週末は県駅伝と気が抜けない日が続きますが、体調管理に気をつけて頑張っていきましょう!【大淀中:河野】

女子円盤投げの選手引率で、全国大会の舞台に行かせてもらいました。

試技を待つ間、多くの選手が自分の技術確認のために動きづくりをしていました。試合に本気で取り組んでいるのであれば当たり前のことのように思います。

いよいよ、県秋季大会・県駅伝大会が行われます。競技によって試合前の動きづくりは違うかもしれません。ただ、言えることは「ベンチに座っているだけでは体は動かない」ことは共通していると思います。一瞬にかけるために何ができるのかをしっかりと考えて大会に臨みましょう。【西小林中:信時】

教師生活を続ける中で、私が大事にしているワードの一つです。おそらくみなさんの学校でも合唱コンクールが終わったくらいではないでしょうか。それぞれの合唱出来映え、満足度、達成感などなど…。いかがだったでしょうか。

合唱って本当によい題材だと、私は思っています。学級経営の3本柱のひとつです。私の考える3本柱の残り2つは何だと思いますか?これはまたどこかで…。ということで、合唱は、いいですね~。ほんと…。暇があったら聴いています。

今年の三股中学校は、なかなか大変なスケジュールで学校が動きました。9月1日から合唱練習が本格化、そして先週末まで合唱に取り組んできました。えらく長いでしょ?そうです。合唱コンクールの学年リハーサルが終わってから、体育大会練習が始まりました。

体育大会練習、予行練習、そして体育大会本番と流れていくなかで、合唱練習を並行して行いました。昼休みの話ですが、私の学級では、歌練習(パート練)を15分、そこからグラウンドへ移動。学級対抗リレーの練習をして、締めは団技(台風の目)の練習…。こんな慌ただしい日もありました。

それでもです、日に日に学級の絆が深まっていくのがとてもよく分かりました。あっちいき、こっちいきはどうなるかと思っていました。でも、何だかやっていくうちに楽しさ、充実感を覚えていった気がします。

実際、合唱コンクールまで終えた今、寂しさでいっぱいですね…。さて、写真にプログラムを示すように、三股中学校は、学級数も多く全校生徒が一堂に会してのコンクールは不可です。よって、学年ごとに予選が行われます。そして、翌日に代表演奏ができるというシステムです。

1年生2学級、2、3年生3学級が翌日に全校生徒の前で歌うことができます。なかなかのやり甲斐がありますし、帰りの会で審査結果が発表される際には毎年生徒とともにドキドキの瞬間です。

でも、そのドキドキ感も努力の度合いによって違うものになるのだと思います。本気で取り組むからこそ結果が出たら「めちゃくちゃ嬉しい」し、ダメだった時「めっちゃ悔しい」のだと思います。中途半端に取り組んでいたら、結果に対する思いもきっと中途半端ですね…。

どの学校でも学級対抗で取り組む行事や諸々の取り組みがあるかと思います。でも、合唱を上回るものはないと、私は思っています。例えば体育大会で全員リレーはよく行われているのではないかと思いますが、これって走れるメンバーが揃っていれば勝ちますからね。協力はなくてよいとは言いませんが、まぁって感じです。

しかし、合唱は本当に”心”が通わないと、それなりの演奏は作りあげられません。粘り強く音取りをして、パート別に練習して、そして合わせて、、、。またパート別、合わせる。そうこう繰り返しながら、曲想をつけていく。何とも言えない達成感です。陸上競技に取り組むみなさんが合唱への取り組みはどんなだったかな~と気になっているところです。

今年は1年生でしたので、少しリラックスして取り組んだつもりです【3年生は、基本学校代表がかかるのでそれはそれは…】。それでも、やり出したらそれなりに力を入れていましたね(笑)。そして、もう来年に向けて構想を練り始めています。勝負したい曲は決まった感じです。

それはそうと、こんなことを語っていますが、陸上競技を指導する先生方って合唱に力を入れる先生って結構多いのですよ。合唱ネタで結構な話をしています。合唱のシーズンに会うと、陸上の話より合唱の話が多いくらいです。まずは、私が尋ねますからね。「今年は何歌うの?」と…。ちなみに、今原稿たたきながらBGMは合唱です(笑)。今日は、作業用BGM合唱人気曲まとめ2です。では、また。【三股中:田原】

10/25〜27の日程で全国障害者スポーツ大会(滋賀障スポ)に行ってきました。2年後の宮崎障スポへ向けた勉強も兼ねて、協力審判という形で参加をしてきました。いつも練習会等で跳躍を担当している北林先生(南郷中)も一緒に参加しました。私は、10月上旬の滋賀国スポにもコーチとして参加させていただきましたので、今月2回目の滋賀県来訪です。なかなかこのようなことも無いのかなと思っています。

今回の障スポでは、競技者係を務めさせていただきました。皆さんは、「競技者係」と聞いて、どこの部署かパッと思いつきますか…?競技者係はレース前の招集、リレーオーダー用紙や2種目同時出場届の受け取り等、選手が試合に入る前の対応を行う部署です。今回、初めて障スポの競技場係をさせていただきましたが、本当に多くの学びがありました。

出場する選手は様々なハンディを背負って試合に臨んでいます。聴覚障がいを持つ選手には、手話やジェスチャーを使ってコールを行いますし、手足に不自由さがある選手へは、役員が腰ナンバーをつけるサポートをします。また、選手が競技をする場所まで安全に移動できるように役員、補助員で付き添って歩きます。競技は3日間行われましたが、それぞれの選手がまさしく自分の全力を尽くして競技に取り組んでいました。特に印象的だったのは、ゴールをした選手がみんな笑顔だったことです。

また、今回の国スポ、障スポでは多くの高校生補助員が仕事をしていました。長い生徒では計8日間、補助員として大会運営に携わっています。とある生徒に、「毎日毎日、補助員大変じゃない?」と質問すると、「きついけど、選手が元気に走ってくれるならそれが嬉しいです」と返してくれました。その高校生の人間性も素晴らしいですし、そのような思いを持っている人たちによって大会が運営されているのだと改めて感じました。

2年後には宮崎で国スポ、障スポが開催されます。障スポもぜひ現地に足を運んで観戦してほしいと思います。【串間中:矢野】