県中学ジュニアにて7つの大会記録更新。その中の一つ「男子走高跳」では、12年前に私が更新した大会記録1m81を堀之内健くん(大淀)が1m86と大幅更新となりました。練習会などで少しでも指導に携わった選手がこうして記録を塗り替えてくれること、嬉しいばかりです。何といっても、競技後の「やりましたよ!」と言わんばかりの表情で報告に来てくれたことは私にとっても忘れられない瞬間でした。
今回、1m70から試技スタート170◯ 175◯ 180✕◯ 183✕◯ 186✕◯という流れで高さが上がっていきました。1m75をクリアした時点で優勝が確定していたのでそれ以降は高さが選択できたはずです。もちろん大会記録も頭にはチラついていたはず・・・ですが、1m80をクリアした後、大会記録の更新を狙う1m82ではなく、1m83に高さを上げた堀之内くん。もう彼の中には大会記録などは頭にはなく、全中(全国大会)の標準記録である「1m86」を見据えて1m83だったのだと思います。もし、あの時に1m82に設定してクリアしていたら、おそらく次は1m86に挑戦したはず。一気に4cmUPはリスクが大きいです。かと言って2cmずつ上げるのは勿体なさを感じます。高さが上がれば上がるほど、ピットに立った時の1cmの差がとてつもなく大きく感じます。180→183→186とスムーズな高さの上げ方も本当に見事な戦略的思考力でした。
昨年度、男子走高跳は宮崎県11年ぶりに笹岡永騎くん(本郷)が全国標準記録を突破しました。全国大会ではスタートの高さが1m79です。全国大会を意識し、高い高さからスタートする練習も必要になってきそうです。シーズンが始まったばかりのこの時期に全国標準記録の高さである1m86をクリアできたことは大きな自信になったと思います。現時点でこの高さをクリアできている中学生は全国に10人。プレッシャーも出てくるかもしれませんが、これからの更なる飛躍を楽しみにしています。【住吉中:川越】