第62回九州実業団毎日駅伝が11月3日(月:祝)、佐伯中央病院陸上競技場を発着とするコースで開催されました。この大会は、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選会を兼ねたもので、三菱重工が8年ぶり3度目の優勝を果たしました。2位のクラフティアを始め上位9チームが元日の「ニューイヤー駅伝」の出場権を獲得しました。

宮崎からは旭化成が出場、ベストメンバーで臨めなかったようですが8位でフィニッシュ。今年のニューイヤー駅伝で優勝したチームがまさかの・・・。これが駅伝の難しさですね。

さて、いよいよ11月10日(月)は県中学校駅伝競走大会が山之口運動公園周回コースで開催されます。選手のみなさんの熱きレースを期待しています!

それでは、出場チームおよびエントリーリストをご覧ください。男子はこちらから  女子はこちらから

宮崎県中学校秋季陸上競技大会が無事終了しました。すべての種目で来年の佐賀九州、山口全中出場への期待がもてる結果が出たのではないでしょうか。今年以上の参加人数を楽しみにしています。

本校の選手も男女合わせて14名の少数で頑張ってくれました。その中に2年生男子選手2名の長距離選手がいます。その選手の共通点は、小学生の時はサッカー選手で陸上をやっていなく、1年生の時の県ジュニア陸上 1500m で Aくんは5分25秒、Bくんは5分42秒と速い選手ではなかったことです。相違点は、Bくんはこつこつと取り組む選手で、朝の自主練習、部活後の家でのケアを毎日続けています。毎日ですよ。Aくんは怪我も多く、ほぼ何もしていませんでした。その結果が 1年時の3000mの記録は、Bくんは9分31秒、Aくんは11分54秒でした。

2年生になってもBくんは、1500mを4分17秒、3000mを9分06秒までタイムを縮めています。Aくんはなかなかタイムを縮めることができませんでした。しかし、Aくんに変化が見られるようになってきました。練習のない日でも jog をしたり、家でも体幹を鍛えたり、ケアをするようになってきました。そうすることで800m2分10秒までタイムを伸ばしてきました。

なぜ、Aくんは急に伸びたのでしょう?本校ではミーティング等でいろいろな言葉を伝えるようにしています。その中でよく言うのが「努力は裏切る。継続は裏切らない」という言葉です。えっと思うかもしれません。努力しても自分が思うような結果が出ず、諦めてしまうことがありませんか。でも小さなことでも諦めずに続けていけば大きな成果が生み出すことがあります。この言葉を理解して、考動に移したのが今回のAくんのタイムだと思います。

皆さんの顧問の先生もミーティングでいろいろな言葉を発信していると思います。その言葉のもつ意味をどう理解して、考動(こうどう)していくかで大きくその選手の成長が変わってくると思います。

これから冬のシーズンが始まります。短距離系は来年に向けての土台づくり、長距離系はいよいよ駅伝シーズンに突入です。その中でしっかりと力を蓄え、来シーズン「チーム宮崎」が大躍進することを楽しみにしています。【小林中:國丸】

県大会お疲れ様でした!トラックシーズンが終了しましたね。男子のリレーは大会新記録がたくさんでて、来年の全中最後のリレーも楽しみですね。

さて、以前紹介した我が家の猫ですが、この距離でも威嚇することはなくなりました!いつの日か仲良く遊ぶ姿を楽しみにしておきたいと思います。

今週末は県駅伝と気が抜けない日が続きますが、体調管理に気をつけて頑張っていきましょう!【大淀中:河野】

女子円盤投げの選手引率で、全国大会の舞台に行かせてもらいました。

試技を待つ間、多くの選手が自分の技術確認のために動きづくりをしていました。試合に本気で取り組んでいるのであれば当たり前のことのように思います。

いよいよ、県秋季大会・県駅伝大会が行われます。競技によって試合前の動きづくりは違うかもしれません。ただ、言えることは「ベンチに座っているだけでは体は動かない」ことは共通していると思います。一瞬にかけるために何ができるのかをしっかりと考えて大会に臨みましょう。【西小林中:信時】

教師生活を続ける中で、私が大事にしているワードの一つです。おそらくみなさんの学校でも合唱コンクールが終わったくらいではないでしょうか。それぞれの合唱出来映え、満足度、達成感などなど…。いかがだったでしょうか。

合唱って本当によい題材だと、私は思っています。学級経営の3本柱のひとつです。私の考える3本柱の残り2つは何だと思いますか?これはまたどこかで…。ということで、合唱は、いいですね~。ほんと…。暇があったら聴いています。

今年の三股中学校は、なかなか大変なスケジュールで学校が動きました。9月1日から合唱練習が本格化、そして先週末まで合唱に取り組んできました。えらく長いでしょ?そうです。合唱コンクールの学年リハーサルが終わってから、体育大会練習が始まりました。

体育大会練習、予行練習、そして体育大会本番と流れていくなかで、合唱練習を並行して行いました。昼休みの話ですが、私の学級では、歌練習(パート練)を15分、そこからグラウンドへ移動。学級対抗リレーの練習をして、締めは団技(台風の目)の練習…。こんな慌ただしい日もありました。

それでもです、日に日に学級の絆が深まっていくのがとてもよく分かりました。あっちいき、こっちいきはどうなるかと思っていました。でも、何だかやっていくうちに楽しさ、充実感を覚えていった気がします。

実際、合唱コンクールまで終えた今、寂しさでいっぱいですね…。さて、写真にプログラムを示すように、三股中学校は、学級数も多く全校生徒が一堂に会してのコンクールは不可です。よって、学年ごとに予選が行われます。そして、翌日に代表演奏ができるというシステムです。

1年生2学級、2、3年生3学級が翌日に全校生徒の前で歌うことができます。なかなかのやり甲斐がありますし、帰りの会で審査結果が発表される際には毎年生徒とともにドキドキの瞬間です。

でも、そのドキドキ感も努力の度合いによって違うものになるのだと思います。本気で取り組むからこそ結果が出たら「めちゃくちゃ嬉しい」し、ダメだった時「めっちゃ悔しい」のだと思います。中途半端に取り組んでいたら、結果に対する思いもきっと中途半端ですね…。

どの学校でも学級対抗で取り組む行事や諸々の取り組みがあるかと思います。でも、合唱を上回るものはないと、私は思っています。例えば体育大会で全員リレーはよく行われているのではないかと思いますが、これって走れるメンバーが揃っていれば勝ちますからね。協力はなくてよいとは言いませんが、まぁって感じです。

しかし、合唱は本当に”心”が通わないと、それなりの演奏は作りあげられません。粘り強く音取りをして、パート別に練習して、そして合わせて、、、。またパート別、合わせる。そうこう繰り返しながら、曲想をつけていく。何とも言えない達成感です。陸上競技に取り組むみなさんが合唱への取り組みはどんなだったかな~と気になっているところです。

今年は1年生でしたので、少しリラックスして取り組んだつもりです【3年生は、基本学校代表がかかるのでそれはそれは…】。それでも、やり出したらそれなりに力を入れていましたね(笑)。そして、もう来年に向けて構想を練り始めています。勝負したい曲は決まった感じです。

それはそうと、こんなことを語っていますが、陸上競技を指導する先生方って合唱に力を入れる先生って結構多いのですよ。合唱ネタで結構な話をしています。合唱のシーズンに会うと、陸上の話より合唱の話が多いくらいです。まずは、私が尋ねますからね。「今年は何歌うの?」と…。ちなみに、今原稿たたきながらBGMは合唱です(笑)。今日は、作業用BGM合唱人気曲まとめ2です。では、また。【三股中:田原】

10/25〜27の日程で全国障害者スポーツ大会(滋賀障スポ)に行ってきました。2年後の宮崎障スポへ向けた勉強も兼ねて、協力審判という形で参加をしてきました。いつも練習会等で跳躍を担当している北林先生(南郷中)も一緒に参加しました。私は、10月上旬の滋賀国スポにもコーチとして参加させていただきましたので、今月2回目の滋賀県来訪です。なかなかこのようなことも無いのかなと思っています。

今回の障スポでは、競技者係を務めさせていただきました。皆さんは、「競技者係」と聞いて、どこの部署かパッと思いつきますか…?競技者係はレース前の招集、リレーオーダー用紙や2種目同時出場届の受け取り等、選手が試合に入る前の対応を行う部署です。今回、初めて障スポの競技場係をさせていただきましたが、本当に多くの学びがありました。

出場する選手は様々なハンディを背負って試合に臨んでいます。聴覚障がいを持つ選手には、手話やジェスチャーを使ってコールを行いますし、手足に不自由さがある選手へは、役員が腰ナンバーをつけるサポートをします。また、選手が競技をする場所まで安全に移動できるように役員、補助員で付き添って歩きます。競技は3日間行われましたが、それぞれの選手がまさしく自分の全力を尽くして競技に取り組んでいました。特に印象的だったのは、ゴールをした選手がみんな笑顔だったことです。

また、今回の国スポ、障スポでは多くの高校生補助員が仕事をしていました。長い生徒では計8日間、補助員として大会運営に携わっています。とある生徒に、「毎日毎日、補助員大変じゃない?」と質問すると、「きついけど、選手が元気に走ってくれるならそれが嬉しいです」と返してくれました。その高校生の人間性も素晴らしいですし、そのような思いを持っている人たちによって大会が運営されているのだと改めて感じました。

2年後には宮崎で国スポ、障スポが開催されます。障スポもぜひ現地に足を運んで観戦してほしいと思います。【串間中:矢野】

先週末は、剣道競技の県大会に引率として同行しました。椎葉中学校からは4名の生徒が出場。結果は残念ながら満足のいくものではありませんでしたが、来年の夏へ向けた大きな弾みとなる試合を経験できたと感じています。生徒たちが今回の経験を糧に、新たな目標に向かって稽古に励む姿に期待しています。

さて、大会2日目の男子団体戦での出来事です。予選リーグ終盤、近くで試合をしていたある学校の生徒に私の目が釘付けになりました。その生徒は、小柄ながらも素早い動きで一生懸命に戦っていました。剣道が全く分からない私から見ても、その動きはぎこちなく、決して技術的に優れているとは言えません。しかし、それ以上に競技中の彼の大きな声と姿勢が私を含め多くの観客の心をつかみました。自分より遥かに大きな相手に真っ向から立ち向かうその一挙手一投足に、会場全体がどよめき、自然と大きな拍手が送られました。この空気感は対戦相手にとって、非常にやりにくいプレッシャーになったはずです。

「応援される生徒・チーム」とは、まさに彼のような、礼儀正しく、競技に一生懸命取り組んでいる生徒のことだと、改めて感じました。今回の出会いを機に、今後の大会でもこの生徒と学校を注目し、応援していきたいと思います。挨拶や礼儀、行動などの重要性は、どのスポーツでも同じですね。【椎葉中:溝口】

以前、40代半ばの男性が、ご自身の小学生時代のことを新聞に投書していました。まずはその一部を紹介します。
「・・・食べ盛りの兄弟が4人もいたので、毎日の食事を確保するのがやっとでした。そんなある日、母が何を思ったのか、上等なデコレーションケーキを買ってきてくれました。甘い物が大好きな私たちは、そのケーキを見て、誰がどこを食べるかを巡り大げんかを始めてしまいました。すると、私たちのけんかにあきれた母が、いきなりケーキのデコレーション部分をグシャグシャにし、『さあ、どこでも好きなところを食べなさい!』とどなりました。」

日本では、どんな食べ物でも、すぐに手に入ります。コンビニがあふれ、いつでもどこでも、好きな食べ物を手に入れることができる時代です。しかし、そうした中でも、世界に目を向ければ、好きな食べものも、食べたいけれども我慢している人たちもたくさんいるはずです。そう考えると、私たちはとても恵まれているのかもしれません。

この男性の投書を読んで、お母さんの気持ちがわかるでしょうか?何かの記念日、というわけではなかったようですが、きっとそのお母さんは、「普段はなかなか食べさせることができないケーキを、子どもたちに食べさせよう」と、大変な苦労をして買ってきたのでしょう。臨時にお金が入ったのかもしれません。節約し続けて、ようやく使えるお金ができたのかもしれません。しかし、そうして買ってきたケーキも、結局は兄弟げんかの元になってしまったという現実・・・。とても悲しい思いだったはずです。

だから、子どもへの教育として、ケーキをグシャグシャにしたのです。本当ならば、子どもたちが、喜ぶ姿、幸せにケーキを食べる姿を予想していたはずが、全然正反対の出来事になってしまったことに、本当に怒ってしまったのかもしれません。ですが、グシャグシャにしたことは効果てきめんでした。お母さんの思いは、確かに子どもたちに伝わったはずです。男性は、そのあとの文章で、「めったに口にすることができなかったケーキが、妙に味気ない食べ物に感じられた」と結んでいます。

飽食の時代となった現在、食べ物に対しても、『感謝』を忘れがちになります。「どんな思いでその食べ物が作られているのか」、「この食べ物を作るために、どれだけ多くの人や自然が関わっているのか」、「どういう思いで食事を作っているのか」ということを、ときには考えてみるとよいかもしれません。

何気なく過ごしている中で、当たり前になっていることがたくさんあるように思えてなりません。もちろん、ケーキをグシャグシャにすることは、勧められることではありません。感心することでもありません。しかし、そこまでしてでも、お母さんは子どもたちに伝えたかったのだと思います。「自分勝手になるな。自分のことだけ考えるな!」ということを・・・。今の自分に思い当たることはありませんか?

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なお、トップ画面上部にある「参加チームリスト」→「チーム名」をクリックすると、各個人(チーム)の種目ごとに組・レーンを確認することができます。


21日(火)は、県内一斉に地区駅伝大会が行われました。その結果、男子27校、女子26校が県大会への切符を手にしました。おめでとうございます。

さて、今年の県中学校駅伝大会は霧島酒造スポーツランド都城で開催されます。昨年は小林開催で、なかなかの難コースにチャレンジしてもらいました。その前5年間はひなた運動公園内で開催。駅伝と言えば『西都』。西都を出てしまってからなかなか大会会場が定着していません…。

都城地区大会を今年の県駅伝のコースを利用して実施しました。いくからの課題が見つかりましたので、県大会に生かしていきたいと思った次第です。応援(声かけ)は、うまく行えば複数回できますし、観戦する立場でいけばまぁまぁよいのかもしれません。公道であれば基本は2回(行き、帰り)だけですからね…。

各地区予選の結果を見させていただいて、少し感動したのが西都・児湯地区です。何と男女ともに5チームが県大会に出場してきます。素晴らしい!と思いました。私は今都城地区にいますが、今年は代表枠”3”です。参加校数がもっと多ければ・・・。

比例代表枠を緩め、無理に参加させなくてよいように手立てをとってはいるのですが、西都・児湯地区の頑張りを見ると、、、。個人的には、もっと頑張らないといけない地区があるような気がします。もちろん都城も…。

「駅伝」って・・・。とても素晴らしい競技だと思います。私は、前任校大淀中、その前の大宮中でもずっと語ってきたことがあります。それは、「駅伝」って陸上競技部の為の大会ではなく、学校対抗で戦うものだと言うことを。

当時の部員にも伝えていました。長距離をやっているからと言って大会に出られるわけではない。駅伝は学校対抗なので、学校で選ばれた者が学校の名誉をかけて走るものだと。だから、部活動生集会では、全部活動生に話をしていました。駅伝に選ばれるように各競技のトレーニングを頑張ってほしい…。そして、職員室では、各部活動顧問の先生方にお願いをしていました。いかに連携して進めていくのか。これが大事だと思います。

久峰中の佐藤先生。前任校は美郷北学園です。全校生徒は26名くらいだったそうですが、男女ともにチームを組んで地区大会に参加されています。全校生徒数はもちろん重要(多い方が良い)ですが、それ以上に大人の熱量がものをいうような気がしますね。4月から計画的に進めていけば、大概の学校がチームを組めるものだと私は思います。

そうこう言いながら、強制はできません。でも、駅伝に参加したことで人生が変わったという生徒もたくさんみてきました。教職に就いた以上、目の前の生徒の為に情熱をもって事にあたること、それが使命だと私は思っています。

数日前に、本郷中の川内先生がブログに登場していました。大淀中時代の教え子です。中学2年の時に出会いましたが、彼は野球部。しかし、いい走りをするなぁと思い、2年次から駅伝への意識付けを行いました。と言っても、2年生の地区大会はとりあえず参加(Bチーム2区で出走)。野球がメインでしたので…。3年の夏以降、本格的に長距離の練習をスタートさせました。

3年次の県中学駅伝は3区区間賞です。チームの優勝に貢献してくれました。そして九州中学校駅伝競走大会、全国中学駅伝に出場。その経験をもって、今や中学陸上界の指導者として立派に成長し活躍中です。野球少年だった彼が、高校、大学でも陸上競技を選び、そして今につながっています。

話を戻します。今年の県中学駅伝は、新コースで行われます。霧島酒造スポーツランド都城です。昨年の男子はトラック勝負となり最後までもつれました。今年はどんなドラマが展開されるのか…。とても楽しみです。選手のみなさん頑張ってください。【専門委員長:田原】